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白象に乗る「普賢菩薩」、獅子に乗る「文殊菩薩」がさらに凛々しく 【仏画曼荼羅アート】 [仏画曼荼羅アート]
各教室で小野大輔仏画師の美しい仏画を見本に稽古を行っている。
稽古は「丁寧」をテーマに、下絵を写し、彩色する。
泉佐野教室では、前々回から「普賢菩薩」と「文殊菩薩」を課題に取り組んでいる。
この両菩薩は釈迦如来像の脇侍としてよく見かける仏様である。
普賢菩薩は、名称通りに「普(あまね)く賢い者」の表す仏様で、世界にあまねく現れ仏の慈悲と物事を論理的に判断する理智を顕し人々を救う賢者である事を意味する。
一方、文殊菩薩は、 “三人寄れば文殊の知恵” とよく言われ馴染のある仏様。物事の正しいあり方を見極める力と判断力に優れ、その智慧で人々を悟りへ導くという役割をもつ。
仏像は台座に乗っているが、一般的に仏像の台座は蓮が多いのはご承知のとおり。中には鳥獣座(ちょうじゅうざ)とか禽獣座(きんじゅうざ)と呼ばれる動物の乗る姿をたまに見る。その中でも白象に乗る普賢菩薩、そして獅子に乗る文殊菩薩はよく見かける。両菩薩の理知と智慧などを意味する仏様だから、動物に乗る姿はさらに凛々しく見える。
2025年は「巳年」。巳年の本尊が「普賢菩薩」なので、思い思いの普賢菩薩を楽しみながら描くのも、来年への良き御縁が生まれることを願いながら・・・。
稽古は「丁寧」をテーマに、下絵を写し、彩色する。
泉佐野教室では、前々回から「普賢菩薩」と「文殊菩薩」を課題に取り組んでいる。
この両菩薩は釈迦如来像の脇侍としてよく見かける仏様である。
普賢菩薩は、名称通りに「普(あまね)く賢い者」の表す仏様で、世界にあまねく現れ仏の慈悲と物事を論理的に判断する理智を顕し人々を救う賢者である事を意味する。
一方、文殊菩薩は、 “三人寄れば文殊の知恵” とよく言われ馴染のある仏様。物事の正しいあり方を見極める力と判断力に優れ、その智慧で人々を悟りへ導くという役割をもつ。
仏像は台座に乗っているが、一般的に仏像の台座は蓮が多いのはご承知のとおり。中には鳥獣座(ちょうじゅうざ)とか禽獣座(きんじゅうざ)と呼ばれる動物の乗る姿をたまに見る。その中でも白象に乗る普賢菩薩、そして獅子に乗る文殊菩薩はよく見かける。両菩薩の理知と智慧などを意味する仏様だから、動物に乗る姿はさらに凛々しく見える。
2025年は「巳年」。巳年の本尊が「普賢菩薩」なので、思い思いの普賢菩薩を楽しみながら描くのも、来年への良き御縁が生まれることを願いながら・・・。
生徒さんの一人がお母様の着物の帯を使い軸装に
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獅子に乗る普賢菩薩
獅子に乗る文殊菩薩
文/ 渡邉雄二
作品/ 仏画曼荼羅アート
#仏画曼荼羅アート #泉佐野教室 #普賢菩薩 #文殊菩薩 #釈迦三尊像の脇侍 #巳年の本尊 #理知と智慧 #白象と獅子
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道観光大使 #佛日寺 #福泉寺 #法楽寺 #渡邉雄二 #ライブインテリジェンスアカデミー
五彩が放つ磁器の輝き [伝統工芸品]
中国 明時代に景徳鎮窯で流行った
五彩の磁器が東洋陶磁美術館に
展示されていた。
ご覧のとおり、
白磁の釉上に赤や緑、黄色などの
上絵具で文様を描き低温度の窯で
焼きつけた盤、瓶、壺など。
色彩のない青磁器の中にあって
ひときわ五彩が放つ輝きに目が留まった。
黄地紅彩 龍文 壺
文・写真/ 渡邉雄二
#大阪市立東洋陶磁美術館
#五彩の磁器
#景徳鎮
#中国明時代
#赤絵
#色彩鮮やか
五彩の磁器が東洋陶磁美術館に
展示されていた。
ご覧のとおり、
白磁の釉上に赤や緑、黄色などの
上絵具で文様を描き低温度の窯で
焼きつけた盤、瓶、壺など。
色彩のない青磁器の中にあって
ひときわ五彩が放つ輝きに目が留まった。
五彩 牡丹文 盤
五彩 金蘭手手 瓢形瓶
緑地紅彩 宝相華唐草文 瓢形瓶
黄地青花紅彩 牡丹唐草文 瓢形瓶
黄地紅彩 龍文 壺
文・写真/ 渡邉雄二
#大阪市立東洋陶磁美術館
#五彩の磁器
#景徳鎮
#中国明時代
#赤絵
#色彩鮮やか
五大色の神秘と美しさ 【仏画曼荼羅アート】 [仏画曼荼羅アート]
以前紹介した、五大色(類似色含む)を使って
仏画制作を泉佐野教室で試みてみた。
宇宙の調和を意味する五大色「青・黄・赤・白・黒」は
とくに仏教では特別な色とされている。
さらに、これから色は人間の心理状態とも
深く関連しているといわれ、
自己の平穏を意味する五色ともといわれている。
それらの関連(類似)の色と仏画で、
無から発生した宇宙創生を
目で見える形で表現されたと思われる作品がある。
以前紹介した小野大輔仏画師が描いた作品である。
それを生徒さんたちが模写した。
(上が大日如来坐像、下が釈迦如来坐像)
仕上がった方たちが持参されたので披ろうする。
美しい色の世界を見せてもらった。
文・写真/ 渡邉雄二
作品/ 仏画曼荼羅アート泉佐野教室
#仏画曼荼羅アート
#泉佐野教室
#五大色
#仏教五大色
#宇宙の調和を意味する色
#大日如来坐像
#釈迦如来坐像
仏画制作を泉佐野教室で試みてみた。
宇宙の調和を意味する五大色「青・黄・赤・白・黒」は
とくに仏教では特別な色とされている。
さらに、これから色は人間の心理状態とも
深く関連しているといわれ、
自己の平穏を意味する五色ともといわれている。
それらの関連(類似)の色と仏画で、
無から発生した宇宙創生を
目で見える形で表現されたと思われる作品がある。
以前紹介した小野大輔仏画師が描いた作品である。
それを生徒さんたちが模写した。
(上が大日如来坐像、下が釈迦如来坐像)
仕上がった方たちが持参されたので披ろうする。
美しい色の世界を見せてもらった。
文・写真/ 渡邉雄二
作品/ 仏画曼荼羅アート泉佐野教室
#仏画曼荼羅アート
#泉佐野教室
#五大色
#仏教五大色
#宇宙の調和を意味する色
#大日如来坐像
#釈迦如来坐像
ライフがコープに挑む さてグンパイはいかに? 【おっさんの日々是好日】 [雑感]
兵庫県下ではコープさんで親しまれている「コープこうべ」が庶民の日々の食を支えるのに大きく貢献してきた。コープは、ご承知の通り生活協同組合組織で構成され、現在、組合員数は173万人弱で総事業高(売上高)は約2700億円(2021.3月期)、単一生協としては世界でも有数な規模を誇る食料品雑貨の小売業である。
長年、兵庫県下の生活者を支え "コープブランド" を構築してきた。そのコープに足を運んできた者から見て、近年、お客さんの数が減少しているのは見て実感できるほどである。
理由はいろいろあるだろうが、筆者が一番に思うことは台頭する新興スーパーの存在だろう。大型スーパーや地域密着型の中堅スーパーなどの出店ラッシュで徐々に消費者離れが進んだように思われる。
コープは独自ブランドの商品開発や体に優しいコープ独自の基準で商品構成し、それが消費者に安心安全を提供するコープとして定着してきた。また、高齢者向けの宅配サービス等を実施しコープの地域密着戦略で対抗しているものの店舗での客離れは否めない。
それが顕著に実感したのが、よく利用するコープの1ブロック筋を挟んで、東京、大阪を中心に拡大するスーパーチェーン「ライフ」が一週間前にオープンしたのである。競合スーパーが隣といえる距離に堂々と出展したのである。ライフとしては勝算あっての出店であろう。もちろん事前のマーケティング調査などでコープの実情も把握しての決断なのだろう。
さらに、道を挟んではコンビニがある。業態が少し違うにしてもこんな商圏にライフはあえて打って出てきた。極端に言うなれば、となりにコープ、前にコンビニと言う立地に堂々と "ライフ見参" と大見得を切ったわけである。
ライフオープンの数日後にライフとコープを覗いて見た。オープン第一週なので物珍しさもあり多くの主婦でごった返していた。新店舗とあってキレイ、そして明るい、商品構成が充実していた。それに比べ、コープはいつもよりさらにお客さんは少ないのが見てとれるほどである。ライフの新店舗の明るさや賑わいの後ではやはりコープの店内は暗く感じお客さんもまばら。オープン直後で致し方ないにしても差は歴然と付いていた。
ライフは、活気付く店内を見渡すと何よりも大事な商品構成が充実していた。買い物を楽しめる雰囲気がみなぎっていた。さらに、お客さんが買い物を楽しんでいるように見えた。素人ながらこの光景では勝負がついている。
さあ、コープが指を咥えて見ているはずがない。どう反撃にでるか楽しみである。期待をして見守りたいと思っている。1カ月後にまた覗いてみようと思っている。
文・写真/ 渡邉雄二
#ライフ #スーパーチェーン #コープこうべ #セブンイレブン #新たにライフが参入 #三つ巴 #コープの反撃はいかに
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #法楽寺 #渡邉雄二 #ライブインテリジェンスアカデミー
長年、兵庫県下の生活者を支え "コープブランド" を構築してきた。そのコープに足を運んできた者から見て、近年、お客さんの数が減少しているのは見て実感できるほどである。
理由はいろいろあるだろうが、筆者が一番に思うことは台頭する新興スーパーの存在だろう。大型スーパーや地域密着型の中堅スーパーなどの出店ラッシュで徐々に消費者離れが進んだように思われる。
コープは独自ブランドの商品開発や体に優しいコープ独自の基準で商品構成し、それが消費者に安心安全を提供するコープとして定着してきた。また、高齢者向けの宅配サービス等を実施しコープの地域密着戦略で対抗しているものの店舗での客離れは否めない。
それが顕著に実感したのが、よく利用するコープの1ブロック筋を挟んで、東京、大阪を中心に拡大するスーパーチェーン「ライフ」が一週間前にオープンしたのである。競合スーパーが隣といえる距離に堂々と出展したのである。ライフとしては勝算あっての出店であろう。もちろん事前のマーケティング調査などでコープの実情も把握しての決断なのだろう。
さらに、道を挟んではコンビニがある。業態が少し違うにしてもこんな商圏にライフはあえて打って出てきた。極端に言うなれば、となりにコープ、前にコンビニと言う立地に堂々と "ライフ見参" と大見得を切ったわけである。
ライフオープンの数日後にライフとコープを覗いて見た。オープン第一週なので物珍しさもあり多くの主婦でごった返していた。新店舗とあってキレイ、そして明るい、商品構成が充実していた。それに比べ、コープはいつもよりさらにお客さんは少ないのが見てとれるほどである。ライフの新店舗の明るさや賑わいの後ではやはりコープの店内は暗く感じお客さんもまばら。オープン直後で致し方ないにしても差は歴然と付いていた。
ライフは、活気付く店内を見渡すと何よりも大事な商品構成が充実していた。買い物を楽しめる雰囲気がみなぎっていた。さらに、お客さんが買い物を楽しんでいるように見えた。素人ながらこの光景では勝負がついている。
さあ、コープが指を咥えて見ているはずがない。どう反撃にでるか楽しみである。期待をして見守りたいと思っている。1カ月後にまた覗いてみようと思っている。
コープこうべ
新店舗ライフ
文・写真/ 渡邉雄二
#ライフ #スーパーチェーン #コープこうべ #セブンイレブン #新たにライフが参入 #三つ巴 #コープの反撃はいかに
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #法楽寺 #渡邉雄二 #ライブインテリジェンスアカデミー
この世で極楽を感じる「現世極楽浄土」 即成院の「阿弥陀如来と二十五菩薩像オーケストラ」が祀られている空間 [文化想造塾【逸品殿堂】]
仏画制作を楽しむものにとって、いろんな仏様を仏像や仏画の姿を通して目にすることが多い。そしてそれぞれの仏様の役割や意味を知ることで仏様への眼差しが変わってくる。
それを強く感じる仏画がある。それは、「大日如来と十三仏」と「阿弥陀如来と二十五菩薩」。この二つの仏画は「来迎図」といわれるもので、亡くなられた方を迎えにくる仏様の集団のことである。
この画は仏画制作の中でよく見る。各教室とも大日如来と十三仏はチャレンジしたことはあるが、個人的に興味をそそられるのが二十五菩薩。未だ仏画制作課題として提案したことはない。
ぜひ、生徒さんたちとチャレンジしたいと思っている。それは阿弥陀如来像の周りにいる菩薩がそれぞれ楽器を抱え音楽を奏でながら天上から雲に乗って降りてくる姿が描かれている。「二十五菩薩オーケストラ」という興味深い仏画(写真/縦と横2枚)である。
その阿弥陀如来像と二十五菩薩像が実際に安置されている寺院がある。京都・東山にある真言宗泉涌寺派の即成院(そくじょういん)には、阿弥陀如来が二十五菩薩を従え極楽より現世に来迎される姿を等身大の仏像坐像として安置されている。平安時代より立体的に現存して残されているのは同院だけで、本堂内陣は、この世の中で極楽を感じられる場所でとして「現世極楽浄土」と呼ばれ特別な空間になっているようだ。
ぜひ、参拝を果たし仏画制作にチャレンジしたい。
文/ 渡邉雄二
写真/ 即成院HP、ネット画像より転載
#来迎図 #阿弥陀如来と二十五菩薩像 #二十五菩薩オーケストラ #楽器を持つ菩薩 #音楽を奏でながら降りてくる #即成院 #現世極楽浄土
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #法楽寺 #渡邉雄二 #ライブインテリジェンスアカデミー
それを強く感じる仏画がある。それは、「大日如来と十三仏」と「阿弥陀如来と二十五菩薩」。この二つの仏画は「来迎図」といわれるもので、亡くなられた方を迎えにくる仏様の集団のことである。
この画は仏画制作の中でよく見る。各教室とも大日如来と十三仏はチャレンジしたことはあるが、個人的に興味をそそられるのが二十五菩薩。未だ仏画制作課題として提案したことはない。
ぜひ、生徒さんたちとチャレンジしたいと思っている。それは阿弥陀如来像の周りにいる菩薩がそれぞれ楽器を抱え音楽を奏でながら天上から雲に乗って降りてくる姿が描かれている。「二十五菩薩オーケストラ」という興味深い仏画(写真/縦と横2枚)である。
その阿弥陀如来像と二十五菩薩像が実際に安置されている寺院がある。京都・東山にある真言宗泉涌寺派の即成院(そくじょういん)には、阿弥陀如来が二十五菩薩を従え極楽より現世に来迎される姿を等身大の仏像坐像として安置されている。平安時代より立体的に現存して残されているのは同院だけで、本堂内陣は、この世の中で極楽を感じられる場所でとして「現世極楽浄土」と呼ばれ特別な空間になっているようだ。
ぜひ、参拝を果たし仏画制作にチャレンジしたい。
即成院の阿弥陀如来と二十五菩薩像
阿弥陀如来立像と二十五菩薩来迎図
聖衆来迎図 (高野山霊宝館所蔵)
即成院の歴史資料記載のパンフ
文/ 渡邉雄二
写真/ 即成院HP、ネット画像より転載
#来迎図 #阿弥陀如来と二十五菩薩像 #二十五菩薩オーケストラ #楽器を持つ菩薩 #音楽を奏でながら降りてくる #即成院 #現世極楽浄土
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #法楽寺 #渡邉雄二 #ライブインテリジェンスアカデミー
大日如来像から放射線状に般若心経の言霊が広がる 【仏画曼荼羅アート】 [仏画曼荼羅アート]
仏画曼荼羅アート教室に通い始めて半年くらいの方の作品である。
以前紹介したが、改めて眺めると
時間を超え真摯に向き合った心が見えてくる。
ご覧のとおり、中心の大日如来坐像から
放射線状に般若心経の言霊が広がる、
この様はまさに「曼荼羅」である。
文字の向きが全て中心に向いている。
一文字一文字が横に並び、縦書きの流れとは違うリズムなので、
一文字一文字に想いが込められているように見える。
輪が広がっていくごとに文字が小さくなり宇宙の広がりを感じさせる。
新たな仏画の世界観を魅せてくれている。
いままで教室で見せてもらった優品の中でも最高傑作の一枚である。
文/ 渡邉雄二
作品/ 仏画曼荼羅アート法楽寺教室の生徒さん
#仏画曼荼羅アート #法楽寺教室 #大日如来 #宇宙の中心 #般若心経 #放射線状に広がる #曼荼羅
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道観光大使 #佛日寺 #福泉寺 #法楽寺 #渡邉雄二 #ライブインテリジェンスアカデミー
以前紹介したが、改めて眺めると
時間を超え真摯に向き合った心が見えてくる。
ご覧のとおり、中心の大日如来坐像から
放射線状に般若心経の言霊が広がる、
この様はまさに「曼荼羅」である。
文字の向きが全て中心に向いている。
一文字一文字が横に並び、縦書きの流れとは違うリズムなので、
一文字一文字に想いが込められているように見える。
輪が広がっていくごとに文字が小さくなり宇宙の広がりを感じさせる。
新たな仏画の世界観を魅せてくれている。
いままで教室で見せてもらった優品の中でも最高傑作の一枚である。
文/ 渡邉雄二
作品/ 仏画曼荼羅アート法楽寺教室の生徒さん
#仏画曼荼羅アート #法楽寺教室 #大日如来 #宇宙の中心 #般若心経 #放射線状に広がる #曼荼羅
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道観光大使 #佛日寺 #福泉寺 #法楽寺 #渡邉雄二 #ライブインテリジェンスアカデミー
一如となれる自由自在な心、それが禅 【ある日の追想―妙心寺―】 [雑感]
コロナ前の9月の1日、数年前の今日、
京都・妙心寺を訪ねたことが記載されていた。
ただ境内を歩いた記憶であるが、
その中で印象に残っている写真があった。
見ると空はどんよりとしている中に、
鐘楼の前に青銅の観音様が立っていた。
曇天にもかかわらずその姿が、
実に美しく見えたのを覚えている。
改めて写真を見ても、微笑んでいるお顔が印象的である。
隣にある松が絶妙なバランスで菩薩像に寄り添っている。
禅とは、雀の啼き声を耳にしても障りなく、
花の香りの中にあっても妨げにならず一如となれる、
そういう自由自在な心のこと
同寺のHPの冒頭にこんなことが書かれていた。
文・写真/ 渡邉雄二
#臨済宗妙心寺派大本山 #妙心寺 #京都花園 #禅の心 #一如 #青銅の菩薩像 #コロナ前の今日
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #法楽寺 #渡邉雄二 #ライブインテリジェンスアカデミー
京都・妙心寺を訪ねたことが記載されていた。
ただ境内を歩いた記憶であるが、
その中で印象に残っている写真があった。
見ると空はどんよりとしている中に、
鐘楼の前に青銅の観音様が立っていた。
曇天にもかかわらずその姿が、
実に美しく見えたのを覚えている。
改めて写真を見ても、微笑んでいるお顔が印象的である。
隣にある松が絶妙なバランスで菩薩像に寄り添っている。
禅とは、雀の啼き声を耳にしても障りなく、
花の香りの中にあっても妨げにならず一如となれる、
そういう自由自在な心のこと
同寺のHPの冒頭にこんなことが書かれていた。
文・写真/ 渡邉雄二
#臨済宗妙心寺派大本山 #妙心寺 #京都花園 #禅の心 #一如 #青銅の菩薩像 #コロナ前の今日
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #法楽寺 #渡邉雄二 #ライブインテリジェンスアカデミー
Bar GAMAの名物「タコライス」、情報ネットtenの増田さん絶賛 [雑感]
メキシコ料理タコスの具材を米飯の上にのせた料理を「タコライス」という。沖縄料理として有名である。筆者は数年前まで知らなかったので、あまり偉そうなことは言えないが、沖縄県人、沖縄を愛する人にとっては定番中の定番の料理である。
先々週に、次女から連絡があり、「Bar GAMA (バー・ガマ)」(箕面市)が読売テレビの「お宝発見! 街かど☆トレジャー ten.」のレポーター・ますだおかだ増田さんが来て取材されたので見てね、という内容だった。
tenは夕方の情報番組で欠かさず視聴しているので楽しみにしていた。放映は8月21日で夕ご飯を食べながら時間帯で25分ほどのコーナー。取材当日、増田さんが阪急箕面駅近くの商店街をブラリして見つけたのがワインバー、その店のオーナーの女性が次に紹介したのが「Bar GAMA」。その店のオーナーが、実は次女の旦那である。
女性に引っ張られ連れていかれた増田さんが、GAMAに着くなり開口一番、この店の名物は? と切り出し、バーなのに義理の息子は「タコライス」と即答。なら食べたいということになり提供すると、増田さんはマジな顔で「これは旨い!」と。
筆者も数年前に、彼が作ってくれたタコライスがタコライスの初食だった。この味がお客さんに好まれ “GAMAの名物” として親しまれるようになった。
このタコライスにはパクチーが入っている。パクチー嫌いの増田さんは、この中のパクチーなら食べられるということで完食したという。
お笑い好きな彼は、ワインバーの女性を挟んで増田さんと漫才のようなやり取りが15分ほど続いた。増田さんの上手なツッコミに彼が店をするまでのいきさつなどを振り返り喋り続けた。
素晴らしいPRになったネ、と彼にラインすると、増田さんの懐の深さに感服しました、と。そして増田さんを引っ張ってきてくれたワインバーのオーナーにも感謝していた。
タコライスファンが増えるといいな!
文/ 渡邉雄二
写真/ YTV情報ネットten 「お宝発見! 街かど☆トレジャー」の映像を転載
#読売テレビ #情報ネットten #お宝発見! 街かど☆トレジャー #ますだおかだ増田 # Bar GAMA #GAMA名物タコライス #蒲太郎
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #法楽寺 #渡邉雄二 #ライブインテリジェンスアカデミー
先々週に、次女から連絡があり、「Bar GAMA (バー・ガマ)」(箕面市)が読売テレビの「お宝発見! 街かど☆トレジャー ten.」のレポーター・ますだおかだ増田さんが来て取材されたので見てね、という内容だった。
tenは夕方の情報番組で欠かさず視聴しているので楽しみにしていた。放映は8月21日で夕ご飯を食べながら時間帯で25分ほどのコーナー。取材当日、増田さんが阪急箕面駅近くの商店街をブラリして見つけたのがワインバー、その店のオーナーの女性が次に紹介したのが「Bar GAMA」。その店のオーナーが、実は次女の旦那である。
女性に引っ張られ連れていかれた増田さんが、GAMAに着くなり開口一番、この店の名物は? と切り出し、バーなのに義理の息子は「タコライス」と即答。なら食べたいということになり提供すると、増田さんはマジな顔で「これは旨い!」と。
筆者も数年前に、彼が作ってくれたタコライスがタコライスの初食だった。この味がお客さんに好まれ “GAMAの名物” として親しまれるようになった。
このタコライスにはパクチーが入っている。パクチー嫌いの増田さんは、この中のパクチーなら食べられるということで完食したという。
お笑い好きな彼は、ワインバーの女性を挟んで増田さんと漫才のようなやり取りが15分ほど続いた。増田さんの上手なツッコミに彼が店をするまでのいきさつなどを振り返り喋り続けた。
素晴らしいPRになったネ、と彼にラインすると、増田さんの懐の深さに感服しました、と。そして増田さんを引っ張ってきてくれたワインバーのオーナーにも感謝していた。
タコライスファンが増えるといいな!
文/ 渡邉雄二
写真/ YTV情報ネットten 「お宝発見! 街かど☆トレジャー」の映像を転載
#読売テレビ #情報ネットten #お宝発見! 街かど☆トレジャー #ますだおかだ増田 # Bar GAMA #GAMA名物タコライス #蒲太郎
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #法楽寺 #渡邉雄二 #ライブインテリジェンスアカデミー
驚嘆する「白隠禅師」の表現力 [雑感]
この絵であるが、臨済宗の中興の祖といわれる白隠慧鶴(はくいんえかく)禅師が描いたものである。ユニークでユーモラスなタッチで描かれている。よく見ると、丸太橋の先が対崖まで届いていない。橋としては役立たずであるが、座頭(盲人)は懸命に渡ろうとしている。その姿の描写と、対崖と丸太橋の先との間に賛(文字)を入れ、その絶妙な描写が白隠禅師の真骨頂であろう。
その賛は、というと
養生も 浮世も 座頭の丸木ばし
渡る心が よき手引きかな
という文言に惹かれ、以前掲載した記事に加筆してみた。
絵を見ると、座頭が杖を頼りに丸太橋を渡ろうとしている。右端の座頭はその杖を伸ばし探りながら、次は体を折り曲げ手で確認するかのごとく、そして最後に杖に履物をくくりつけ腹ばいになって丸太橋を渡っている。なんと滑稽な姿で表現されている。思いもよらない発想で描く白隠禅師の芸術的表現力には驚嘆するばかりである。江戸時代に活躍した著名な浮世絵師たちも、きっと白隠禅師の絵の描写力を参考にしたに違いない、と勝手に思っているが・・。
この絵は、人生という厳しい橋を渡る様子を描いている。一人の人物の三段階変化を表わしているといわれている。つまり、眼の不自由な人に習え、ということだろう。座頭が丸木橋を渡るように、あわてず、そろりそろりと、慎重に渡ろうとする心構えが世の中を渡る手引きとなる、ということを伝えた一枚である。
過信していると、情けなくも高転びに転ぶことも多いということの暗示である。どんな時代でも大切な言葉として心に留めておきたいものである。
文/ 渡邉雄二
写真/ 白隠慧鶴画のフリー画像より
#白隠慧鶴 #白隠禅師 #臨済宗禅僧 #江戸時代中期 #ユーモラスな画と賛 #巧みな表現力 #広告表現的にも最高峰 #高転びに転ぶ
その賛は、というと
養生も 浮世も 座頭の丸木ばし
渡る心が よき手引きかな
という文言に惹かれ、以前掲載した記事に加筆してみた。
絵を見ると、座頭が杖を頼りに丸太橋を渡ろうとしている。右端の座頭はその杖を伸ばし探りながら、次は体を折り曲げ手で確認するかのごとく、そして最後に杖に履物をくくりつけ腹ばいになって丸太橋を渡っている。なんと滑稽な姿で表現されている。思いもよらない発想で描く白隠禅師の芸術的表現力には驚嘆するばかりである。江戸時代に活躍した著名な浮世絵師たちも、きっと白隠禅師の絵の描写力を参考にしたに違いない、と勝手に思っているが・・。
この絵は、人生という厳しい橋を渡る様子を描いている。一人の人物の三段階変化を表わしているといわれている。つまり、眼の不自由な人に習え、ということだろう。座頭が丸木橋を渡るように、あわてず、そろりそろりと、慎重に渡ろうとする心構えが世の中を渡る手引きとなる、ということを伝えた一枚である。
過信していると、情けなくも高転びに転ぶことも多いということの暗示である。どんな時代でも大切な言葉として心に留めておきたいものである。
白隠禅師の自画像といわれている絵
文/ 渡邉雄二
写真/ 白隠慧鶴画のフリー画像より
#白隠慧鶴 #白隠禅師 #臨済宗禅僧 #江戸時代中期 #ユーモラスな画と賛 #巧みな表現力 #広告表現的にも最高峰 #高転びに転ぶ
17世紀後半ごろからヨーロッパ、中国で人気を博した「鼻煙壷」 【大阪市立東洋陶磁美術館―鼻煙壷Ⅱ―】 [伝統工芸品]
馴染の薄い美術工芸品「鼻煙壷(びえんこ)」を以前紹介したが、大阪市立東洋陶磁美術館の沖正一郎コレクションの優品を幾つかを撮影したので紹介させていただく。
「沖正一郎コレクション」と名付けられた鼻煙壷コレクションとあるが、沖氏(1926- 2016)とは、どんな人物なのかをまず簡単に紹介する。伊藤忠商事に勤務し香港駐在を経て西友ストアの常務に、1981年に初代ファミリーマートの社長に。そして良品計画の会長を務めた実業家であり、世界的にも有名な鼻煙壷収集家だった。長い年月をかけて収集した優品は各地の美術館等に寄贈された。
大阪市立東洋陶磁美術館をはじめ、北京・故宮博物院やロンドン・ヴィクトリア&アルバート博物館、世田谷美術館等に多数所蔵されている。東洋陶磁美術館には600点ほどありその中から今回は数百点が展示されている。
そもそも鼻煙壷とはなんだろう? という話だが、資料によると、粉末状の嗅ぎタバコ入れである。嗅ぎタバコとは17世紀後半ごろ、タバコを粉末状にして香料などを調合したものを鼻孔から直接吸引する、いまでいうタバコである。この習慣がヨーロッパから中国に伝わり、粉末タバコを入れて携行できるように蓋があり、そして匙(さじ)が付いた小さな壺が作られるようになった。
嗅ぎタバコを手の甲に乗せて鼻で吸い、また鼻の粘膜にこすりつける。持ち歩くことが前提なので、どれもサイズはだいたい同じ。大きくて高さ10㎝までで、通常は5、6㎝のものが人気だったようだ。人前に出して使うものだから、持ち主の趣味の良さを示すために高価な素材、凝った意匠の鼻煙壺がつくられた。
素材としては、玉(金)、メノウ、水晶、ガラス、象牙などの高価な素材が用いられるようになり、工芸技術を極めた精密な細工が施された独自の世界を創出していくことになった。
今回は、象牙や金属などに模様が彫られたものを集めてみた。本来は美術館に足を運んで鑑賞されるのが最良かと思うが、機会がない方は、ぜひ楽しんでいただければ・・。次はまた別の鼻煙壷を紹介する予定である。
「沖正一郎コレクション」と名付けられた鼻煙壷コレクションとあるが、沖氏(1926- 2016)とは、どんな人物なのかをまず簡単に紹介する。伊藤忠商事に勤務し香港駐在を経て西友ストアの常務に、1981年に初代ファミリーマートの社長に。そして良品計画の会長を務めた実業家であり、世界的にも有名な鼻煙壷収集家だった。長い年月をかけて収集した優品は各地の美術館等に寄贈された。
大阪市立東洋陶磁美術館をはじめ、北京・故宮博物院やロンドン・ヴィクトリア&アルバート博物館、世田谷美術館等に多数所蔵されている。東洋陶磁美術館には600点ほどありその中から今回は数百点が展示されている。
そもそも鼻煙壷とはなんだろう? という話だが、資料によると、粉末状の嗅ぎタバコ入れである。嗅ぎタバコとは17世紀後半ごろ、タバコを粉末状にして香料などを調合したものを鼻孔から直接吸引する、いまでいうタバコである。この習慣がヨーロッパから中国に伝わり、粉末タバコを入れて携行できるように蓋があり、そして匙(さじ)が付いた小さな壺が作られるようになった。
嗅ぎタバコを手の甲に乗せて鼻で吸い、また鼻の粘膜にこすりつける。持ち歩くことが前提なので、どれもサイズはだいたい同じ。大きくて高さ10㎝までで、通常は5、6㎝のものが人気だったようだ。人前に出して使うものだから、持ち主の趣味の良さを示すために高価な素材、凝った意匠の鼻煙壺がつくられた。
素材としては、玉(金)、メノウ、水晶、ガラス、象牙などの高価な素材が用いられるようになり、工芸技術を極めた精密な細工が施された独自の世界を創出していくことになった。
今回は、象牙や金属などに模様が彫られたものを集めてみた。本来は美術館に足を運んで鑑賞されるのが最良かと思うが、機会がない方は、ぜひ楽しんでいただければ・・。次はまた別の鼻煙壷を紹介する予定である。
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象牙陽刻 龍船文 鼻煙壷 (高さ5.8㎝ 幅4.5㎝/ 19世紀~20世紀)
堆朱 孔雀文 鼻煙壷(ついしゅ くじゃくもん 高さ8.4㎝ 幅4.8㎝/ 19世紀~20世紀)
※堆朱とは彫漆のこと。素地の表面に漆を塗り重ねて層を作り、文様を レリーフ 状に表す技法
文・写真/ 渡邉雄二
鼻煙壷/ 大阪市立東洋陶磁美術館
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