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絵師「等伯」を知る [文化想造塾【逸品殿堂】]

「等伯」を読み終えての感想は、過去にない、心を鷲づかみされる衝撃的なものだった。
小説家 安倍龍太郎氏の「長谷川等伯」は、同氏の広範な知識と厚い情報量による博覧強記による絵師「等伯」が描き尽くされていた。
文化や歴史に興味をもつ人間にはたまらない小説だった。「等伯」を通し、当時の政や歴史文化、宗教そして他の絵師などを、いままでない側面から感じられたのは非常に面白かった。
また、戦国の動乱期に「狩野派」と「長谷川派」がしのぎを削り、秀吉、三成、公家、利休、そして高僧たちを巻き込んでの闘いは見応えのあるものだった。

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