一筆両断で、幸多かれと揮毫。 [書道]
京都・松尾大社といえば、桂川、嵐山の一角にある日本でも有数のお酒の神様として有名である。
この松尾大社で、お正月の3日に書家である竹本大亀さんとお弟子さんの奉納揮毫を観にいってきた。大亀さんとは最近イベントなどでご一緒する機会が増えて、今回の奉納にお誘いいただいた。
大亀さんは書家として活躍されておられる方で、古代象形絵文字作家という肩書きで多方面で活動されている。
今回の奉納揮毫は5メートル正方もあろうかと思われる紙に、先生である大亀さんとお弟子さん4人が一筆両断で書き下ろされた。まず大亀さんが今年の干支「子」をど真ん中に、そして順に「祥」「豊」「福」「寿」の4文字を揮毫。
今年の幸を表現した漢字ばかり。初めてみる方たちにはなかなか読みにくい文字かも知れない。古代文字の独特の形である。その一つ一つの形に意味があり、それがまとまって一つの文字を形成する。漢字の奥深さである。
今年も幸多き年になるよう強い祈念が込められている。
清々しい事始になった。
新しい出会いで楽しい一年を。ありがとうございました。 [書道]
今年も残すところあと一日になった。
やっと今日から休みがとれた。昨日、年賀状に手書きの挨拶文を入れ、そして私の机周りを片付け、仕事の残骸をゴミ袋に詰め込んだ。年に一度の掃除にすっきり、気分よく新年を迎えられそう。
11月から毎年恒例の仕事に突入して、やっと一昨日、4日間の本番を終えすべてが終了。この仕事以外にいくつか掛け持ちの仕事の締め切りなどで怒涛の2ヶ月だった。
この間、気持ちに余裕がまったくない状態が続いた。ミクシーの日記もご無沙汰していた。こんなに間隔が空いたのも初めて。アップしたいこともあるのだけどついつい後まわしになった。
その一つが12月7日に行われたマイミクの大亀さんの「書のパフォーマンス」。感動のイベントになった。大亀さんの書に山本哲也さんの大鼓が見事リズムを奏でた。大亀さんの筆の一挙一動を見逃さず、大鼓音が広い会場に響きわたった。
まず巨大筆で「夢」を書き、続いて大鼓に合わせ五線譜に三原色カラーで古代文字が描いた。最後に金屏風に『商・望・喜・心』の漢字4文字を古代文字で、来年の大阪の繁栄を祈願した。
本番前、とくに大鼓と笛の方の不安はピーク。彼らは能のはやし方であり、能や狂言以外にはあわせられたことはない。まして鼓を打ってのリハはできなかった。それで本番に臨んでいる。
大鼓の音が会場に響いた。山本哲也氏の闘志が大亀さんを支え、これぞ!プロの技。分野が違うアーティストの意地がぶつかり、それが共鳴した。お客様もその闘いを心から楽しんでいたようである。
このイベントをプロデュースさせていただいた。今年の、個人的な活動は最後になった。今年もいろんな方たちと出会った。その方たちとの活動に喜びを感じた一年だった。
さて来年はどんな方たちと、どんなことができるのか楽しみである。
書家、竹本大亀氏の書の見学会 [書道]
書家、竹本大亀氏の書パーフォーマンスが12月7日に
大阪・中央区の「りそな銀行本店の1階のエントランスホール」で行われる。
今回はじめてのコラボレーションが実現する。
書と大鼓の共演である。
その前に、竹本氏主宰の書アーテイスト育成塾(大阪・中津)でリハを兼ねて揮毫される予定である。
どなたでも自由に見ていただける塾なので、お時間があればぜひお越しください。(入場無料)
日時 11月10日(土) 午後7時ごろ~9時ごろまで
場所 大阪市北区中津6-2-5 中津体操教室
連絡 090-3658-7804 渡邉まで