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ベテランの味に酔いしれる。 [落語あれこれ]

春駒落語会チラシ.jpg
昨夜、桂春駒さんの落語会に行った。
「桂春駒の会」は、今回で29回目。昭和59年にスタートし29年続いているということになる。独演会で、これほど長く続けている落語家さんは、たぶんそう多くはないだろう。

1回目の出演者をみると、ゲストに桂春蝶さん。対談として司会に新野新さんと都蝶々さんとプログラムに書いてある。そして今回、29回目の出演者は笑福亭福笑さんと、1回目と同じ桂春蝶さん。今回は、先代の春蝶さんの息子で三代目の春蝶さん。対談は新野新さんだった。新野新さんは、病気で1回出演できなかったが、28年間、春駒さんと一緒に出演され続けている。

最近は、若手の方たちの落語は聞かせていただくのだが、ベテランの落語は久しぶり。若手は若手で個性があって面白いのだけど、ベテランはベテランの深みがあり、一味も二味も違う。見てて表情や所作で噺に引き込まれていく。聞いててその筋の情景が鮮明に浮かんでくる。これぞ、熟達のなす技なんだろう、と改めて思った。
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