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" ちょっとしたこと " が明暗を分ける。 [スポーツ]

一昨日、進路ガイダンスで西脇工業高等学校へ行った。初めての訪問だ。以前から行ってみたいと思っていた学校である。それはただ単に「陸上長距離走の名門校」という理由からである。ガイダンスという口実(仕事ですが)で、それが実現した。
練習風景が特別に見られる訳ではないのに、西脇工業高校のオヤジファンとしては万感の想いであった。
生徒さんたちのガイダンスは同行した先生が担当され、私は会場周辺におられた教頭先生に声をかけた。もちろん聞きたいのは「陸上競技部」のこと。少しでもいろんな情報が聞けたらという気持ちだったが、部活の事は、というお返事で " 顧問を呼びましょうか! " 。といわれ尻込み。

ガイダンスの講師控室に戻ると、進路部長の先生がおられたので、ここでもまた臆せず陸上競技部のことを切り出してみた。部長先生は、私の想いを受け止めていただいたのか、質問に丁寧に答えていただいた。
多く話をした中で、心に残ったことは2つ。ひとつは、”ちょっとしたこと”という言葉。もうひとつは “伝統” “名門” ということ。
“ちょっとしたこと” 。この言葉の重さを感じた。陸上長距離走の名門校であるからこそ “ちょっとしたこと” が明暗を分けるカギになる。毎年、12月に行われる「全国高等学校駅伝」の常連校である西脇工業高等学校は、過去8度の全国優勝している名門校中の名門であるのはよく知られている。「全国(全国高等学校駅伝)で、常に上位に入っている高校の差はそんなにないと思います。優勝する高校と10位に入った高校との差は、”ちょっとしたこと” なんですよ」という。
なんとなくわかるような気がした。それは駅伝当日の選手のコンディション、選手間のコミュニケーション、チームワーク、自然現象などなど、すべてちょっとした変化で順位が変動する。優勝した高校は、そのときがベストだった、ということだろう。いかにその時、その瞬間をベストな状態にしていくことが栄光を勝ち取るカギになる。

そして もうひとつが “伝統” “名門”。このキーワードはよく耳にする言葉である。“伝統” “名門” だから強い。なんでそうなのだろう。なかなか分かりにくい。精神性を醸し出す言葉だからか。その答えを進路の部長先生が明確に「生徒の意識なんです。監督が口で言うわけではなく、それは日々の練習で生徒の身体にしみついていくものなんですょ。そしてそれが後輩に」と。

立ち話のあと、窓越しにグランドをボーと眺めていると、今年の都大路を西脇工業高校男女がベストコンディションで駆け抜けているのが浮かんできた。
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日本人初の授賞、TVで放映されていた。 [スポーツ]

先日紹介したスポーツジャーナリスト賀川浩氏のFIFA会長賞授賞式の模様がテレビで報道されていた。

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