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19年ぶりに・・・ [追悼]

「慰霊と復興のモニュメント」広場を訪れたのは19年ぶりになる。神戸三宮の東公園の一角にある。大震災後の2000年に完成、その年に行って以来である。
そこには、亡くなられた方たちの生きた証として「希望の灯り」が点されている。そして水が流れる建造物の地下には大震災で亡くなられた方たち6,434名、行方不明者3名のネームプレートが掲出されている。

このモニュメントは、全国からの寄付でつくられ、阪神淡路大震災で奪われたいのちと、生かされた人たちの思いが凝縮されたものである。
17日一夜明け、訪ねてみた。月日は経ったが、生かされているわれわれに出来ることを、出来る範囲で果たせればと思い・・・。

It was the first time in 19 years that I visited the "monument of memorial and reconstruction" square. It is in a corner of Kobe Sannomiya Eastern Park. It was completed in 2000 after the earthquake, it has been since that year.
There is a "light of hope" pointed out as a proof that the deceased people lived there. And in the basement of the structure through which water flows, 6,434 people who died in the earthquake and 3 name missing persons are posted.
This monument was created by a donation from the whole country, and the thought of the people living was condensed with the life deprived by the Great Hanshin-Awaji earthquake.
Dawn on the 17th, I visited. The days passed, but I think that we should be able to do what we can do to the extent possible.

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月日が経っても、この日だけは! [追悼]

1月17日。24年前の今日、それはそれは悲惨な出来事が起こった。
新聞では死者、行方不明者の数を随時報道していた。見出しには、近畿烈震、戦後初めて、などなど当日の夕刊は凄まじ事態を伝えていた。
見れば見るほどに胸が痛くなる。地震当日からの激動の日々を思い出す。隣近所では亡くなられた方たちも多い。その時の光景がよみがえってくる。
友人がこれらの写真を送ってくれた。震災の日から10日間分の新聞を残している。毎年、忘れないためにこの日に広げてみる、という。
今朝は手を合わせた。亡くなられた多くの方たちのご冥福をお祈りさせていただいた。合掌

January 17th. Today, 24 years ago, it was a disastrous disaster.
In the newspaper, Newspapre reported the number of dead and missing people from time to time. In the headline, the evening paper of the day such as the Kinki tremor, for the first time after the war, etc. reported a storm situation.
My chest hurts enough to see as I see it. I remember the turbulent days since the earthquake. Many people died in the neighborhood. The scene at that time will come back.
A friend sent me these pictures. He left 10 days of newspaper from the day of the disaster. It is said that it spreads on this day every year in order not to forget.
I put my hands together this morning. I prayed for the souls of the deceased people. Handed down


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「君たちに私の憎しみはあげない」。パリ同時多発テロで妻を亡くしたジャーナリストの手記。 [追悼]

本日の朝日新聞の朝刊にこんな記事が掲載されていた。
「テロリストへ 怒りでは応じない」という見出しのコラム。これだけでは少し分かりにくいので最後まで読んでみた。鳥肌が立つ内容のものだった。
書き出しが「君たち(テロリスト)に私の憎しみはあげない」という書き出しで始まっている。今回のパリの同時多発テロで、最愛の妻を亡くしたフランス人ジャーナリストのアントワーヌ・レリスさんが、テロリストに向けてフェイスブック上に手記を綴った。その文章が多くの人の共感を呼び話題になっていると報じた。

読まれた方も多いかと思うが、その翻訳文が新聞にも掲載されているので前段をそのまま転載させていただく。(11月20日朝日新聞朝刊掲載分を転載)

「君たちに私の憎しみはあげない」
金曜日の夜、君たちは素晴らしい人たちの命を奪った。私の最愛の人であり、息子の母親だった。でも君たちを憎むつもりはない。君たちが誰かも知らないし、知りたくもない。君たちは死んだ魂だ。君たちは、神の名において無差別な殺戮をした。もし神が自らの姿に似せて我々人間をつくったのだとしたら、妻の体に撃ち込まれた銃弾の一つ一つは神の心の傷となっているだろう。
だから、決して君たちに憎しみという贈り物はあげない。君たちの望み通りに怒りで応じることは、君たちと同じ無知に屈することになる。君たちは、私が恐れ、隣人を疑いの目で見つめ、安全のために自由を犠牲にすることを望んだ。だが君たちの負けだ。(私という)プレーヤーはまだここにいる。

残りは新聞のコピーを読んでください。
憎んでも憎みきれないほどの思いのなかで、生後17ヶ月の息子と幸せで自由に生き続けることで君たちを辱めるだろう、と結んでいる。

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