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竹本大亀先生の「第一回練成会」の報告。


20(火)、21日(水・祝)の2日間を利用した、竹本大亀先生の「練成会」を、プロジェクトの一員としてサポートさせていただきました。

初めての体験とすばらしい人たちとの出会いを心から楽しませていただきました。
20日の午後6時に京都・日昇館尚心亭旅館に集合。初日は15名が参加され、夕食後7時半ごろからスタート。ここに2日間の簡単なプログラムを載せます。

初日のプログラム

午後7時ごろから
モデルさんを見ながら「女」という文字を古代象形絵文字的に書き上げる。(私の武道の先生であるスロヴェニア人女性も急遽モデルに)

午後10時ごろから
商業的なデザインとしての書。小説の題字を書く訓練。新聞等などにある小説のタイトルを書き上げていく。お手本なしで自分のイメージで仕上げる練習。

21日 午前0時ごろから
それぞれの作品制作に取り掛かる前に「墨」を作ることも先生から教わる。そして自分の好きな文字や言葉を自分流で書く。大亀先生にアドバイスいただきさらに続ける。

午前?時ごろから
大亀先生も作品作りに取り掛かる。先生が開始のときは参加者全員が先生を囲む。

まず先生が書き始めたのが「入魂」という文字。屏風に命を吹き込む。これは三保ヶ関部屋親方(元増井山関)に寄贈される大事な作品だった。

続いて6曲の金屏風二双に十二支子(丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を古代象形文字で制作された。(写真)
終わったのが朝の7時を回っていた。

そのあと「篆刻」の製作に入る前、つくり方のビデオを見た。
そして実際に天然石に刻んでいく。それぞれの名前の一文字を製作。まずは紙に書いて、それを参考に石に塗られた朱の上に墨で書いていく。
時間を忘れるほどにそれぞれが没頭。時間をかけて刻んでいく。できた印は、それぞれの「宝物」に。

午後1時ごろから
深夜の続きで作品づくりを再度開始。
わたしの作品です。作品といえるかどうか微妙です。

あっという間の24時間、時間があるようでない。眠気もなにもぶっ飛んで集中する時間。こんなすばらしい時間も久しぶりに体験しました。

そして参加された方たちとの一緒にすごした24時間。初めて出会った人とは思えない連帯感が生まれてきました。次回の「練成会」で再会することを約束して清清しい気分で家路につきました。


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