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涼を求め建仁寺へ [花の魅力]

山鉾巡行による京都四条河原町の喧騒と酷暑を避け、涼を求め建仁寺へ。

山門を抜けると両側に池がある。その真ん中に蓮が群生している。

先程までの熱狂の渦から人の気配すら感じない静寂な伽藍は対照的だった。


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リポート&写真/ 渡邉雄二

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自然が生み出す立体的造形美 [花の魅力]

その昔、京都の尼僧院に代々伝わる生け花の稽古をしていた時期がある。その稽古で寺院ならではの伝承されている花への向き合い方を教わった。野に咲く花を摘んで、まずは仏壇に供え、残りを床の間に、玄関に、洗面所に飾る。命あるものを頂戴して供え飾ることにより、その命がさらに美しく耀きを放つように、と。

花はすべて美しい。人目に留まらない野に咲く小さな草に咲く花も、水辺に咲く花もすべていろんな色や形そして表情をもつ。その美しさは他に類をみないほどである。
時季がくれば蕾が開き花の形姿が一気にあらわれる。満開になればいろんな姿に変身しいろんな形が生成される。命の不思議さを改めて感じる。

私が撮影したものはほんのわずかであるが、蕾の中から鮮やかで艶やかで華やかな花を選んでみた。立体的な造形物のような美しさを魅せてくれる。


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リポート&写真/ 渡邉雄二

#生け花 #尼僧院に伝わる花 #さらに命が耀く #いろんな姿や表情 #命の不思議さ #立体的な造形美 #花は美しい

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蓮池に映える北山墨華亭 [花の魅力]

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毎年、この頃に出かけるところの一つに「西宮市北山緑化植物園」がある。西宮・夙川沿いに六甲山や宝塚方面に抜ける82号道の沿いにある。植物園には数年前から行くようになった。最初の目的は、中国建築様式で建てられている「北山墨華亭(ぼっかてい)」を見に行くことがキッカケだった。北山墨華亭の回廊に王羲之が書いた「蘭亭序」のレプリカが展示されており、それを見たことで好奇心のトビラが全開。それ以来、毎年通うようになった。

その墨華亭の前に蓮池がある。そこに咲く蓮を見に行くことが楽しみの一つになった。
残念ながら今年は一輪も咲いてなかった。蓮を見るならやはり朝に、というのが鉄則かもしれない。伸びる蕾は何本かあったが、今回はなごりの空振りになった。

池には蓮の葉や葦、そして水草などに覆われた池と墨華亭が青空に映えていた。墨華亭を背景に春モミジの紅葉が陽射しに耀いていたのが印象的だった。


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リポート&写真/ 渡邉雄二

#西宮市北山緑化植物園 #北山墨華亭 #中国建築様式の建物 #王義之 #蘭亭序 #蓮池 #春モミジ #紅葉

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「睡蓮」、水の妖精といわれるゆえん [花の魅力]

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「Nymphaea (ニンファイエア)」、聞きなれない言葉である。水面に浮くように花を咲かせる睡蓮の学名。ひびきのよい発音である。ウィキペディアによると、ギリシャ神話の “水の妖精” の名前「Nympha(ニンファ)」に由来すると表示されていた。ちなみに英語ではwater lily(ウォーターリリー)という。
池などの水辺に菖蒲や杜若などが咲くころに睡蓮も水面に典雅で美しい姿をみせる。可憐で気高さに惹かれ、フランスの印象派の画家クロード・モネが描いた花としても有名である。

モネは、自宅の庭の池に咲く睡蓮をモチーフに描いた。1895年ごろから延べ10年近く描き続け、作品は250点にも及ぶといわれている。その中でも前半では、睡蓮が咲く池に日本風の橋をかけしだれ柳を配し描いている。
1901年には池の拡張工事を行い、睡蓮と水面に映る樹木や空などを交錯させた新しい画面となっているのが特徴である。その後は、ほとんどの作品において画面のすべてを水面が占めいる。

モネは、睡蓮を描くのに膨大な情熱と時間をかけた。
モネにとっては、「睡蓮」はよき人生のパートナーだったに違いない。睡蓮にはそれだけ惹きつける魅力があったのだろう。通りすがりにただ眺めるだけの花ではないような気がする。それが、水の妖精 “ニンファ” の魔力なのかも。


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以上の睡蓮は西宮市北山緑化初期物園で撮影



リポート&写真/ 渡邉雄二

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西宮市オリジナルフラワー「エンジェルス・イアリング」の魅力 [花の魅力]

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連続テレビ小説「らんまん」は、植物学者・槙野万太郎(役名)の “植物愛” を描くドラマで注目を集めている。新しい品種を探し奔走する姿が描かれている。

先日、地元西宮市の北山緑化植物園に行く機会があった。園内にある「北山墨華亭」の蓮を見に行ったが、残念ながら咲いていなかった。園内散策中に可愛らしい花を見つけので、蓮に替わる収穫情報としてスマホに収めた。 “美しい” “可愛らしい”という私のトキメキキーワードの要素を満たしてくれる花だった。
可愛らしい花には違いないが、花名などの情報がまったく分からない。帰りに園事務所に立ち寄り聞いた。

これは、西宮市オリジナルフラワーで「エンジェルス・イアリング」という名の花だとわかった。形も色も可愛らしいが、名前がまた容姿以上に可愛らしい。花だけを切り取ってイヤリングにしてもいいと思えるくらいぴったりのネーミング。和名なら “天使の耳飾り” 。これしかないと思えるほどの響きのいい名前だと自画自賛。
また、いま話題の大谷翔平選手の所属球団が「エンジェルス」。球団名が日本でも馴染になっているので、この名称ともかぶる。たまたまではあるが、 “時の話題” に便乗してPRするのも悪くないかと思った次第である。

この花を見て、詳しい方は「フクシア」では? と思われるだろう。答えは “イエス” と首を縦にふるが、実は、1994年にこの「エンジェルス・イアリング」は西宮市とサントリーフラワー㈱ が共同で開発したフクシアの新品種として登録された。西宮市は、この同花の他にも3種類の花と、市花である「さくら」も2種類ほどオリジナル植物として育成している。花と緑のまちづくり事業として積極的に展開している。

「エンジェルス・イアリング」の開発は、1994年にフクシアを交配させ「ブッシュタイプ」と「コンパクトタイプ」、そして「ハンキングタイプ」の3品種が誕生した。フクシアは南米原産の高山植物で容姿と形状が可愛らしいということからヨーロッパで園芸品種として人気が高まった。高山植物なので北ヨーロッパの環境に適していたというのも大きな理由のようだ。
その高山植物を日本で、しかも西日本地域で育てたいという大きな夢を行政と民間企業がタッグを組んで取り組み、西日本でも夏を越せるフクシアを開発した。それが「エンジェルス・イアリング」である。

1994年以来、品種改良がなされ、いまでは14品種のエンジェルス・イアリングが誕生している。ここ数年の温暖化などで猛暑ではなかなか育ちにくくなっているという。新品種として誕生し、どんな環境にも育成可能な改良が必要となっているようだ。継続は力なりを命あるものの永遠のテーマとしてこれからも関心をもって接していきたい。


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写真のエンジェルス・イヤリングは2002年に品種改良された「スタンディングホワイトタイプ」



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リポート&写真/ 渡邉雄二

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