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仏像は彫るのではなく見つけだすもの。 [匠の技]

レプリカを製作中。

まず、写真を見ながら土でこのようなレプリカを製作する。木と同じように、削りながら仏像を造り出していく。

この削り作業を頭で覚え、何よりも指先に覚え込ませる。これがレプリカ造りの最大の学びである。

このレプリカが仕上がれば、ここからが本番の木彫り作業である。

むかし、友人の仏師に教わったことがある。

仏像は彫るものではない。仏様を見つけ出すものだ、と。


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「匠の技」に人気が集中。ブログランキングトップ3 [匠の技]

2005年11月5日に書いた「So-netブログ」がブログ第一号である。その第一号は、いまでもよく覚えているが「音と舞で小宇宙の世界がー」といタイトルのもの。西宮市の大谷美術館で雅楽演奏と舞いのイベントをプロデュースさせていただいたものを紹介した記事だった。

ということは、ブログを書き始めて12年が経ったということである。飽きずによく書き続けているのに自分ながら驚く。いまではいろんなところのブログを作成し楽しんでいる。12年も続けている「So-net」では、書いた数が1347コラムに及ぶ。年間平均すると約113。3日に一度のペースで書いていることになる。

先日、小生の「So-netブログ」の閲覧数を調べてみた。その中から閲覧数が多い順上位20位までを拾ってみた。カテゴリー別に分けて掲載しているが上位3位までが同じカテゴリーで書いたものである。その他の上位のものを観ていると、いろんな傾向が見えてくる。今後、その傾向を参考にしながら続けていくのも楽しいと思っている。

ちなみに上位3位までを紹介すると、
1位が「「ODAモデル」が、さらに進化する。東大阪のゴルフパターづくり名人。」
http://nagomian.blog.so-net.ne.jp/2011-06-22
2位が「何十年も使い続けられる「おろし金」を造る。」
http://nagomian.blog.so-net.ne.jp/2011-05-28
3位が「銅の特性を生かして造る銅鍋は、叩いて硬くする。」
http://nagomian.blog.so-net.ne.jp/2011-05-20

これらの3記事ともカテゴリーとしては「文化想造塾<逸品殿堂>」というもので、すべてが大阪の町工場の職人とその匠の技を紹介した記事である。1位と2位は、飛び抜けて閲覧数が多い。いまだに毎日の閲覧数で上位にランクされ続けている。

日本の伝統技術は「知恵」と「工夫」と「緻密」と「こだわり」で成り立っているといっても過言ではない。そしてその上に「進化」が加わっている。だからこそ"技術大国 ニッポン!"の名は揺るぎないものになっているのではないだろうか。
今回の上位にランクされるもののほとんどは身近なものばかりである。こんなモノにこんなワザが施されている。これが"ニッポン"なんだと改めて思った。

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