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文化想造塾[曼荼羅絵図] ブログトップ
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5体組み合わせ曼陀羅への一歩 [文化想造塾[曼荼羅絵図]]

仏画曼陀羅アートでは、各教室とも曼陀羅にチャレンジしている。
モチーフは胎蔵曼陀羅で、大日如来を中心に、その周りに菩薩4体をそれぞれ一枚一枚単一で描いている。5体組み合わせ曼荼羅への第一歩になる。
現在は、中央に「大日如来立像」、まわりに「観世音菩薩立像」、「弥勒菩薩立像」、「普賢菩薩立像」そして「文殊菩薩立像」の4体で構成される。他の如来像4体はこれからである。

今回の「紙上曼陀羅」には、ご覧のとおりそれぞれの仏画に般若心経を添え構成している。中心になる大日如来立像は仏画の上から般若心経を書いている。般若心経がトビラで大日如来が、その奥に安置されている、というイメージである。

4教室の皆さんの中から、制作終了した方のものを掲載している。想像力を発揮され、見事な作品に仕上がった。披ろうさせていただく。


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                   泉佐野教室

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                   池田教室

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                   箕面教室

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                   神戸教室

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尾道・文化紀行 https://asulight0911.com/hiroshima_onomichi/

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比類なき仏画曼陀羅、底知れぬエネルギーに感動! [文化想造塾[曼荼羅絵図]]

前々回の制作課題が胎蔵曼陀羅の中心部になる「中台八葉院」を描くことだった。提示したものの生徒さんには不評だった。60㎝正方の中に9体の仏画を描く。通常よりは大きいが細かすぎるという。やる気を削いでしまった。この課題でどんな工夫や想像力が発揮されているのかを楽しみにしていたが、思うようにはできてないようだ。

そんな中で、先日の神戸教室の生徒さんの二人が途中経過を披ろうしてくれた。大変な作業を理解する仲間の方たちは絶賛。中央の絵(仏画)の周りの8体がシルバーのボールペンで描かれていた。そして、中央の絵のお腹周りの中に(円形)にゴールドで大日如来が描かれてあった。

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もう一方は、大日如来を中心に8体を描き、空間に般若心経をゴールド(顔彩)で書いている。眺めていて楽しくなるような胎蔵曼陀羅である。

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感動を与えてくれる作品に仕上がっている。本人はもとより周りの方たちへの励みにもなる。仏画曼陀羅の世界の、どこにも存在しない作品になっている。
ちなみに、曼陀羅の中に般若心経を書きこんでいる方は、85歳。人の生み出せるエネルギーの底知れぬ力を感じさせてくれる。

胎蔵曼陀羅の中台八葉院に描かれている仏画は、中心に大日如来、その周りの8体は如来4体と菩薩4体である。
如来は、宝幢如来 (ほうとうにょらい)・開敷華王如来 (かいふけおうにょらい)・無量寿如来 (むりょうじゅにょらい)・天鼓雷音如来 (てんくらいおんにょらい)
菩薩は、普賢菩薩 (ふげんぼさつ)・文殊師利菩薩 (もんじゅしりぼさつ)・観自在菩薩 (かんじざいぼさつ)・弥勒菩薩 (みろくぼさつ)

リポート&写真/ 渡邉雄二 作品/ 仏画曼陀羅アート神戸教室

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くじ運の良さにやる気も向上 【仏画曼陀羅アート 泉佐野教室クラブ発表会】 [文化想造塾[曼荼羅絵図]]

いつもくじ運の良さに驚かされる。クラブに昇格してすぐ、作品を飾っていただける展示ケースの場所決めで最高の所をゲット。また、今回初参加のクラブ発表会の展示では5列ほどボードが並ぶ中のド真ん中。さらに、次年度の展示ケース場所も昨年度の隣り、という3連続の最高位置を引き当てた。
こんなくじ運の良いクラブもないですよ、と事務局の方の弁。クラブ登録されてまだ2年目というのに、嬉しいことである。

お世話していただいている方は、 “とにかく私はくじ運が悪いので” といずれの説明会前に
“もし、いい場所がとれなくても許してね” と前置きされていた。しかし、説明会の当日、
その方の都合でくじ引きに間に合わなく、代役として事務局の方や他のクラブの方が代役
で引いていただいた。すると、3回とも最高の場所をいただいた。
まさに他力本願であるが、皆さんのもつ運の総合力、すべての方々のお陰ということになる。

前置きが長くなったが、これは仏画曼陀羅アートの泉佐野教室の話である。
19日、20日の両日に行われている、泉佐野市生涯学習センターで活動しているクラブの年一度の発表会。皆さんの力作を見ていただいている。ちょっと変わった作品群に来場者も立ち止まる時間が長くなっているように思います、とメンバーの声が届いた。


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リポート&写真/ 渡邉雄二・クラスメンバー 

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般若心経276文字を毛筆で書くのは苦行!! 【仏画曼陀羅アート】 [文化想造塾[曼荼羅絵図]]

シンプルを求めて提示した課題が意外に四苦八苦。
今月の仏画曼陀羅アートの各教室の課題のメインは般若心経である。

タテ1.2m、ヨコ60cmの和紙に般若心経276文字を書く。書く範囲は実質85cm×35cm内に毛筆で書くというもの、まさに書道である。毛筆に慣れた人なら書きごたえもあろうが、毛筆初心者にとっては絶句、言葉が出ないようである。


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“これに筆で書くのですか?” というほぼ全員からこのような質問を投げかけられたが、ただ、 “はい、そうです” と答えた。般若心経の見本はあるが、その見本の書体に倣って書くのではなく、自分の字で書いてほしいというのが今回の要望である。
生徒さんにしてみれば、きれいに書きたいと思うのは心理であるが、日頃の自分の字を毛筆で書くように、と伝えている。2㎝正方の枠内に一文字を書くのだから筆ごころがないと書けないと思い込んでいる。
それを払拭するためにも、枠をはみ出なければどんな書体の文字でも大丈夫。逆に素直で自分らしい文字を書いてもらいたいというのが大きな狙いである。

この課題はまず、タテ63㎝、ヨコ30㎝の大日如来立像を和紙の中心に鉛筆で写し、その上から先ほど説明した般若心経を書いていくというもの。仕上がりは、般若心経の下に如来様が立っている姿が薄っすらと見えるほどで、般若心経に包まれて祈り続けるイメージである。

一人ひとり違った作品になることを期待している。そしてオリジナリティー溢れる楽しい作品が生まれるはず。
昨日は、佛日寺教室の方が、途中の段階ではあるが見せてもらった。その中で、般若心経も自分で見本をつくり、本紙に敷いて写すのだともって来られた。しかしながら、その見本を敷いて写しかけて(練習)ところ、見本を無視し本紙にぶっつけ本番で書くほうが生き生きと書けることに気づかれた。次回に見せていただくのが、楽しみだ。


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リポート&写真/ 渡邉雄二

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作品づくりに意欲的にチャレンジ 【仏画曼陀羅アート】 [文化想造塾[曼荼羅絵図]]

昨日は泉佐野教室。胎蔵曼陀羅の中心部「中台八葉院」の課題は各教室ともなかなか思うように進まないが、そんな中でも “腕がパンパン” “目がショボショボ” といいながらも途中経過を披ろう。課題の進行状況はさまざまであるが楽しんでチャレンジしている様子が作品からうかがえる。

泉佐野教室は、生涯学習センターの管轄で開講しているので、今月の19、20日は30近いクラブの合同発表会、また新年度からは展示ケース(半年間)での展覧などに向け、新しい作品づくりに意欲的にチャレンジしている。

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リポート&写真/ 渡邉雄二 作品/ 仏画曼陀羅アート泉佐野教室

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曼陀羅アートとして、めざすモノが見えてくる  「仏画曼陀羅アート」 [文化想造塾[曼荼羅絵図]]

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今日は仏画曼荼羅アートの神戸教室。
前回の課題である胎蔵曼荼羅の中心部「中台八葉院」の制作にチャレンジ。
仕上げた方、まだ途中の方の作品をそれぞれ披ろうしていただいた。

「もう、こんな細かいのはできません」
「目が見えません、先生!」

という開口一番の訴えにうなずきながら見せてもらった!
確かに、皆さんの年齢からすると、仏画の細かな線などを描くのは負担が大きい作業だったと思う。
それでも熱い思いでチャレンジした作品の出来映えはお見事である。
素晴らしさに感動させてもらった。
今までにない傑作揃いである。

ほとんどが自宅で描いておられるので、教室では描く段階は見てとれないが創造力や独創力が発揮されているものばかり。毎日少しずつという方も、一週間集中してという方などさまざま。それを教室日に持参し披ろうしあう。他の人の作品を見ることが刺激になり、さらに創作意欲が湧くようだ。

少しずつであるが、本来の曼陀羅をベースにしたアート作品が生まれてきている。そんな作品を見ていると本来の曼陀羅への関心が強くなるから不思議である。

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リポート&写真/ 渡邉雄二 作品/ 仏画曼陀羅アート神戸教室の皆さん Reported & Photos by Yuji Watanabe
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暮らしに彩をそえる「仏画曼陀羅アート」 [文化想造塾[曼荼羅絵図]]

ここ数日、春の日和を感じるようになってきました。まん延防止等重点措置期間が続いていますが、この春に仏画曼荼羅アート教室は3周年を迎えます。

コロナ禍の中でも教室が存続できているのは、受講されている皆さまの熱い思いの賜物です。
仏画曼陀羅アートはどなたでも体感していただける、般若心経への親しみ、また仏画を通し清閑なる時を過ごす楽しみがあります。そして作品を生みだす力が湧いてきます。
すべてが暮らしに彩をそえるエネルギーになります。

当教室は、受講者の皆さまの素晴らしい作品を少しでも多くの人に見ていただき、そして一緒に活動の輪を広げていければと願っています。

各教室の開講スケジュールは下記のとおりです。

■泉佐野教室 泉佐野市生涯学習センター 毎月第一土曜日 午後1時~3時
■箕面教室  箕面市東生涯学習センター 毎月第二土曜日 午後1時~3時
■佛日寺教室 池田市 佛日寺       毎月第三火曜日 午後1時30分~3時30分
■神戸教室  atelier azur        毎月第四土曜日 午後1時~3時

仏画曼陀羅アート教室
連絡先 ipc@wa2.so-net.ne.jp
渡邉雄二 Yuji Watanabe

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曼陀羅制作は仏画曼荼羅アートの第一歩 胎蔵曼陀羅の中心部を制作 [文化想造塾[曼荼羅絵図]]

この図形はなんだろう。
よく見ると蓮の花が広がり、それを上からみた形のように思える。
そうなると、この図形を使い、制作されるものが何かはだいたいお分かりだと思う。
そう、「胎蔵曼荼羅」の中心部で曼荼羅制作の第一歩になる図形である。

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この図形(写真/61.6㎝×57.5㎝)といくつかの仏画を仏画曼荼羅アート教室の課題として提示した。この図形の中心に描かれるのが「大日如来」、そして周りの枠に8つの如来と菩薩が配置される。胎蔵曼陀羅の中央の「中台八葉院」といわれる部分である。胎蔵曼荼羅はこの中心部から放射線状に広がり、13の院に414仏尊が描かれている。その中心に座るのが大日如来で、密教の悟りを表している。

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胎蔵曼陀羅の中心部の中台八葉院



曼陀羅について簡単に触れてみると、曼荼羅には「胎蔵曼陀羅」と「金剛界曼荼羅」があり、この二つが一対で「両界曼荼羅」といわれている。その一つである「胎蔵曼陀羅」の中心部をなす中台八葉院を制作する。
曼荼羅は、密教の悟りの境地である宇宙の真理を、仏や菩薩を配列した絵などで視覚化したものといわれている。胎蔵界を代表する経典が大日経で、金剛界を代表する経典が金剛頂経である。大日経は大日如来の説法についてまとめたもので、その真理、つまり悟りの世界について説いてあるもの。金剛頂経は大日如来の真理を体得して、悟りを開くための方法について説いてある。両界はふたつでひとつ。そのため両界曼荼羅として必ず対で掲げられる。

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胎蔵曼陀羅


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金剛界曼陀羅



今回の課題であるが、先ほど言った蓮の図形の他に、大日如来と宝幢如来(ほうどうにょらい)、開敷華王如来(かいふけおうにょらい)、無量寿如来(むりょうじゅにょらい)、天鼓雷音如来(てんくらいおんにょらい)の4如来と普賢菩薩、文殊師利菩薩、観自在菩薩、弥勒菩薩の4菩薩、計9尊仏を提供。配列(写真)も決められている。
中台八葉院の決められた仏画以外に、チャレンジする方々の独創性を期待しちょっと見慣れないインドなどで飾られる華やかな仏画も用意した。

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両界曼陀羅図


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胎蔵曼陀羅図



この仏画曼荼羅アート教室では、課題見本はあっても制作見本がない。課題をどのように自分のものにするかを楽しむ教室なので、描く人たちによってすべて異なる作品が生まれる。この曼荼羅へのチャレンジにしても基本を理解しながら、独創性のある曼荼羅作品を創ることを主眼に置いている。

さて、いかなる作品が生まれてくるのかが非常に楽しみである。今回は少し時間が要する課題なので、一人ひとりの制作過程を覗きながら私自身も楽しませていただこうと思っている。仏画曼荼羅アートの第一歩となれば嬉しい。

リポート&写真/ 渡邉雄二 参考/ 曼荼羅図典 Reported & Photos by Yuji Watanabe

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尾道・文化紀行も覗いてみてください
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繰り返しの中で、見えてくるもの 【仏画曼荼羅アート】 [文化想造塾[曼荼羅絵図]]

新しい年を迎え、仏画曼荼羅アート教室がスタートした。
この春で3年になる。各教室の皆さんの上達ぶりに驚かされる。
仏画を写し、般若心経を書くことから始まり、そして着彩する。

この繰り返してあるが、その中から想像力が培われ、それが発揮される。
繰り返しの中から新しいものが見えてくる。そして、それにチャレンジする。

そんな仏画曼荼羅アート教室も皆さんに支えられている。

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大阪、神戸の地域限定ですが、ご興味があれば、いつでも体験できます。
泉佐野市・池田市・宝塚市・明石市・神戸市の5カ所です。
メール ipc@wa2.so-net.ne.jp 渡邉まで

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自由に表現できる楽しさはひとしお [文化想造塾[曼荼羅絵図]]

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先週末の仏画曼荼羅アートの泉佐野教室では、前回の課題が和紙(A3)を横に「日天」と「月天」を両側の端に描き、中央のスペースはそれぞれの想いや心情を現す何かを表現するというものだった。
日天・月天の仏画は、色彩の濃淡はそれぞれ異なるものの素晴らしい仕上がりだった。
しかしながら、見ての通り(写真)お一人は円相を描き、白隠禅師の言葉を賛に、自身の想い表現されていた。それ以外の方たちは空白のままだった。

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確かに、自由に表現するように、といわれても難しい。それでも皆さんがいろんなことを想像し頭に描いたものを表現できたらいいな~、と思っている。
少しずつではあるが理解していただけるようになってきた。私も嬉しいが、描いているご本人たちが想像するおもしろさや楽しさを実感し、それを表現できるようになったら、さらに一段階上がる。

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