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あの建物の中で、なにが行われているのだろう。[日本銀行大阪支店] [文化想造塾<建造物>]

全国の至る所に、重要文化財に指定された建物を含む近代建築物が多数存在する。関西でも、京都や神戸、そして大阪にも目立つ建築物がある。建築は門外漢である小生でも興味をそそる建物がいくつかある。その一つが「日本銀行大阪支店旧館」。堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島にあり、御堂筋に面し大阪市役所の西向かいにある。御堂筋に面している方が旧館で、中の様子が窺い知れないほどの存在感を感じさせる建物である。

日本銀行大阪支店旧館は、明治時代の建築界の第一人者である辰野金吾氏の設計による建物である。外観のデザインは、ネオ・ルネッサンス様式を主に取り入れている。ネオ・ルネッサンス様式っていってもちんぷんかんぷん。少し調べてみると下記のようなことが書かれていた。

装飾過多のゴシック様式に対して古典的スタイルをルネッサンス様式という。 特徴は左右対称、外壁に装飾が少ない。 中央に入口、左右に翼部を伸ばす。飾り柱が付けられていることも多い。などなどが特徴である。
15世紀から16世紀のルネサンス様式のリバイバルが19世紀終わりに起こり、それをネオ ルネッサンス様式という。(Yahooネットから)

ネオ・ルネッサンス様式を随所に感じさせる大阪支店旧館は、正面に玄関があり横に左右対称に建物が伸びている。そして飾り柱が目立つ。これもネオ・ルネッサンス様式に基づいたものなのだろう。外観はもちろんだが内部にも関心は及ぶが、当然ながら入ったことはないから全く見えてこない。

建物の威厳も去ることながら、日本銀行って何にをするところなんだろう? 幼稚な疑問ではあるが外観を眺めながら、そんな想いが頭をかすめた。小生の希薄な経済的知識では解説ができないので、日本銀行大阪支店のホームページをのぞいてみた。
すると小生でもなんとなく理解できる説明があったので、そのまま転載してみる。

日本銀行の役割を一言でいうなら「みんなが安心してお金を使えるようにする」ということらしい。これが冒頭に書かれていた。うんうん、と首を縦に振りたいが、よう解らん言葉であるが、その実現のために下記のような業務を行っている、と記してあった。
まず一つが「お札の発行と管理」。うんうん、と頷ける。二つ目が「物価の安定・金融システムの安定」とあったが、経済学を専門に勉強してないので、わからん! では通用しないのか。社会人として常用知識になっているようだ。どうしよ! 中身にふれず次に進もっと。三番目に掲げてあったのが「銀行の銀行・政府の銀行」とあった。一般の銀行がお金が足らなくなったときに日本銀行がお金を貸す役割(?)、といったことかな。最後が「災害時の拠点としての役割」と書かれていたが、あまりピンとこない。

あの砦のような建物を災害時に役立てようっていうのだろうか。普通には理解できないが、ホームページに記載してあるのだから本当だろう。災害時にしか中に入れないのかと思いきや、平日に一般開放しているようだ。もちろん事前の申し込みが必要である。

機会があれば、内部見学をしてみようと思っている。しかしもう少し、日本銀行の役割等を学んでおく必要がありそうだ。

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