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段上伽藍の中門には四天王像が建つ。 [文化想造塾<社寺>]

野山の総門である大門の「金剛力士像」に対し、伽藍の正門として南側入口の中門には四天王像が建つ。

これら四天王は、帝釈天に仕え仏教界を護る武将としての位置付である。
壇上伽藍の中門には、東方を護る「持国天」、南方を護る「増長天」、西方を護る「広目天」、北方を護る「多聞天」の四像がある。

これらのうち持国天像と多聞天像は、平安時代に造立されたが、焼失等で現在の像は江戸時代に造立されたものである。

開創1200年記念大法会に合わせ修復されたのと同時に、新しく増長天像と広目天像が造立され開眼法会がされ四像になった。

ちなみに、新たに造立された増長天像と広目天像は、平成の大仏師と言われる松本明慶氏の作である。

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