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真夏の夜に、冷水の煎茶が喉を下る。 [煎茶文化塾「易社」]

老人はのんびりとひとりで酒を傾けながら爽やかな風を肌に感じながら優遊自適に画や書を楽しむ。
といった訳になるだろうか。さらに深読みすれば、俗世から離れ、寂しさ切なさの心情があらわれているような気がする。

お軸を詠み解きながら、冷水で淹れた煎茶を楽しんだ。一煎目は二つある急須の一つに冷水を適量注ぐ 。そしてもう一つの急須に移しかえる。茶葉を計り、湯のみをふく。計った茶葉を空になっている急須に入れる。そこに移しかえた急須の冷水を入れてしばし時間をおく。茶葉が冷水を吸って葉が開く。飲みごろである。
夏に淹れる煎茶の醍醐味である。爽やかな味が喉を下る。そして二煎目も。

夏の暑い夜に、酒ではないが、煎茶で舌鼓をうちながら悠々な時が流れる。そんな稽古をさせていただいた。

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