高齢者のよろず相談所。

友人に介護関係のお店をしている人がいる。

知り合ってまだ1、2年の間柄ではあるが、最近頻繁に会っているので昔からの友人のように親しくお付き合いさせていただている。

その方がお店を逆瀬川の駅前にあるアピア3のビル(宝塚市)に移転され、その移転先に今朝出勤前に顔を出した。

お店に入り込んで2時間近く話し込んでいた。お店の一番目立つところには、色とりどりのステッキが並んでいる。ステッキは脚の不自由な方たちには欠かせないアイテムである。そしてもう一つの売れ筋商品が並んでいる。

それは「クネット」という手すり。この手すりが優れものである。以前紹介したことがあるので詳しくは省くが、トイレ、お風呂、階段に付けると機能を発揮する。ただ曲がっているだけの手すりではあるが、昇り降りに最善の補助道具である。

介護商品が並んでいるせいか、行きかう高齢者の方たちは興味津々の目で通り過ぎていく。介護商品のお店であり、介護保険や高齢者の相談場所として街の拠点になっていきそうな気がした。そうなってほしいものである。

介護を受ける方たちもさることながら、介護をする人たちの支えになる人や場所(情報)がもっともっと増えていくなら、真に人に優しい街になっていく。