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福士加代子が金メダル獲る日まで・・・。 [雑感]

昨日は、よく泣いた。こんなに涙がこぼれたのも珍しい。
たぶん皆さんも涙を流されて応援された方も多いのではないだろうか。

それは、昨日行われた「大阪国際女子マラソン」で、福士加代子選手のラスト2㌔で起った劇的なシーン。ゴールまでの約10分間は、もう私の涙腺は開きっぱなしだった。

私の涙腺はマラソンに弱い。マラソンを視聴するとなぜか涙がこぼれる。いつもゴールのとき。マラソンはご存知のとおり35㌔からが勝負といわれている。

その時点で体(脚)、気持ち(精神)そして頭(戦術)が三位一体になりクリアになっていなければ勝負にでれない。そのバランスが取れている選手が勝てるシナリオになっている。

30㌔地点までの福士加代子選手は、誰が見ても独走しVサインを上げてゴールテープを切ると思っていた。それがそれが30㌔越えたあたりで顔に汗が噴き出ていた。それからというものはストライドもピッチも見る見るうちに衰えていく。

もうダメだ。彼女にマラソンで北京五輪に行ってほしい、と心から願っていた一人して悔しさが涙になっていった。それからというものは誰もが予想だにしなかった出来事が起った。競技場に入り力尽きて倒れること3回。それでも顔は微笑んでいるかのように見えた。最後まで楽しんで走りたかったのだろうか。

もう昔の話だか、仕事でこのマラソンをピッチの中で取材していたことがある。お陰でいろんな選手の姿を見てきた。福士加代子というトップアスリートがトラックを捨ててロードに専念したときに五輪の金メダルが見えてくるような気がした。


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