写経は、まさに「メディテーション」。 [心と体のなごみ時間「写経&呼吸法」]
最近、心に引っかかっている言葉の一つに「メディテーション」というのがある。日本語では「瞑想」。仏門の世界ではよく使われる言葉で、修行僧にとっては日々の修行の一つでもある。
瞑想は仏門以外でも啓発セミナーやヨーガ、武道などでもよく使う。目を閉じて静かに思いをめぐらし心を静める、という意味である。
先日、お茶の話で日記に書いたが、「茶道瞑想」という言葉を耳にした。茶道の所作はまさに静。お茶を楽しんでいるときは瞑想していることになるらしい。
茶道瞑想ということがあるなら、「写経」はまさに瞑想状態になれる作業の最たるものかもしれない。一昨日、「写経と呼吸法」の講座で皆さんが写経をされているのをみてつくづくそう思った。
今回は、写経をする前に般若心経を唱和した。意味が解からないが、自分の出した声が自分の耳に聞えてくるのは実に気持ちいいものである。カラオケではないが、リズムがとれるようになればなお心地いい。これも瞑想の一つだ、と実感した。
さらに、今回は「絵写経」を提案させていただいた。写し終えた用紙に仏写する作業も。仏画を見て筆で描くだけ。うまく描こうとかいう気持ちは必要ない。いまのこのときの"心印"にしていただければ、と。
写真は、参加された方が写されたものです。
次の日程は
■6月16日(火)
場所/大阪市立生涯学習センター「難波市民学習センター和室」OCATビル4F
時間/18時30分~19時(写経随時開始) ~21時
時間割/・解説
・唱和
・写経、写仏
・呼吸法
・瞑想
■6月29日(月)
場所/大阪市立生涯学習センター第1会議室 大阪駅前第2ビル5F
時間/18時30分~19時(写経随時開始) ~21時
時間割/16日と同じ
●費用/2,000円
●持ち物/動きやすい服装(女性はスラックス) 着替え場所あり
●お問い合わせ・ご予約
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