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勢山社を訪ねてー。 [文化想造塾<仏像/勢山>]

昨日、滋賀県・比良山釈迦岳の麓にある大仏師・渡邊勢山氏の工房「勢山社」を訪ねた。
現在、造顕中の仏像から、修復しているものまで、見せていただいた。今回は、まず見て楽しんでいただこうと写真を掲載しました。(無断転載は禁じています)

造顕中の丈六佛(一丈六尺)「阿弥陀如来坐像」
荒削が終わり、これから形・位置などの微妙な調整をし仕上げに入るところ。、そして漆を塗り、金箔を張る。
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無理言って、筆者が仏師風(?)に如来様に寄り添ってみた。
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見てください、如来様の横姿。なんと肩からのラインが艶やかで色っぽいこと。
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如来様の背中にしがみつきたい。この背中の安心感。この背中にゾクゾク!
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昨年に納佛された一丈八尺の千手観音像の原型
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渡邊勢山氏・渡邊載方氏・お弟子さんの作品(原型含)
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1000年近く前に彫られた仏像の修復。(正面の後面)
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仏像に使われる木材の種類。(白檀・桐・桂・楠・欅・檜) 300年から500年かけて仏像用に育てる。
仏像造りには木選びが何よりも大事と言われている。渡邊勢山氏は山に入り木を自らが選び切り出す。
勢山さんがよく言われる。「祈りとともに歩んだ 千年前の仏像 千年の未来を託す 新生の仏像」がある。
「千年もつ仏像を造るには、やはり木が命です」と。
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いま、修復している仏像の中から出てきた「寛永通宝」と「釘」。
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工房の4階は、琵琶湖を一望するギャラリー
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