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初のツーショットを激写。土田ひろみの「ヒロシマ・コレクション」写真展が8月2日から大阪で。 [ライブインテリジェンスアカデミー]

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偶然にもこんな写真を撮ることができた。
見てのとおり、おじさんのツーショットである。それも同じポーズで写真に納まっている。
どうみてもよく似ている、と思われるだろう。双子さんなのである。

以前、夙川ソーシャルカレッジで「七宝焼きワークショップ」で登場いただいた土田善太郎さんと、その弟さんである土田ひろみさん。そもそも七宝作家の善太郎さんと知り合ったのは、路上で声をかけたことが始まりである。

弟さんのひろみさんとは、20数年前にあるスポーツ用品メーカーのコマーシャル撮影で何度かハワイに一緒したことがきっかけで、今でもお付き合いをさせていただいている。土田ひろみさんは、著名な写真家である。

当時、ハワイで一緒しているときに、「兄貴が西宮で七宝焼きのアトリエをもっているよ」と聞いていた。冗談に「双子だからよく似ているんだよな~」って。

それを覚えていたお陰で、数年前に夙川周辺でお兄さんの善太郎さんを見かけたとき、ひと目みて"この人だ"と。ひろみさんが言ってたよく似たお兄さんに間違いないと思い、とっさに声をかけた。それから縁は異なものでお付き合いが始まった。

昨日、アトリエに顔出すと、弟さんのひろみさんが来ておらた。久々の再会である。大阪芸術大学の客員教授をされているので月に2回くらいは来阪ということであった。ソファーに座って昔話から始まり話題はどんどん広がっていく。

今回は、チラシにあるように8月2日(火)から、大阪の福島の堂島川沿いにあるLADS GALLERYでの展覧会の打ち合わせに、ということだった。

土田ひろみさんは、コマーシャル撮影の写真家ではない。ドキュメンタリー作家として世界を歩いた人である。その中で特に強く土田ひろみを世に出した作品がある。1975年ごろから「ヒロシマ」の原爆をテーマにした記録撮影が話題を呼んだ。

この「ヒロシマ」は、三部作から構成されていて、第一部が「ヒロシマ1945~1979」。第二部は風景「ヒロシマ・モニュメント」。そして資料編として「ヒロシマ・コレクション」がある。

この第三部は、広島平和記念資料館の収蔵、寄託された被爆資料を撮影したものである。その「ヒロシマ・コレクション」が今回の写真展である。
そして、B面として、土田さんのヒットテーマになった「俗神」もあわせて展示されることになっている。

昨日会った時も首からコンパクトな一眼レフを提げておられた。むかしから標準レンズだけでとり続けている人である。だから、被写体に一歩も二歩も近づき、微笑みかける。そしてシャッターを切る。そんな印象がある。

久びさにお会いして、あの微笑みは変わってなかった。尊敬する写真家であり、よき大先輩。おふたりに乾杯したくなった。

【写真は、右が土田ひろみさん、左がお兄さんの土田善太郎さん】
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土田ひろみ写真展
「ヒロシマ・コレクション」&「俗神」
■2011年8月2日(火)~14(日)
■LADS GALLERY 大阪市福島区福島3-1-39
JR東西線福島駅2番出口より南へ徒歩7分
京阪中之島線中之島駅2番出口北へ徒歩2分

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