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お点前、淹れ方、お運び。すべてシンプル。 [一茶庵 易社]

昨夜は、21日のチャリティー各流合同茶会の稽古をした。お点前とお運びの練習だった。煎茶としてもたぶん珍しい淹れ方だろう。「たなごごろ(掌)」といわれる一茶庵独特のもの。お点前もお客様もすべて椅子に座って煎茶を楽しむ。

写真のバックに写る「お軸」が煎茶会本席に掛けられる。画は魚が泳ぐ様を描いている。明治の日本画家 高橋竹年の墨画に、一茶庵宗家 佃一輝宗匠の想いを連ねた文字が添えられている。

この画から荘子の秋水編の「知魚楽」につながる。稽古しながらこの「知魚楽」を学んだ。荘子と恵子のやり取りを紐解いていった。中身は、次回また紹介させていただく。非常におもしろい掛け合いになっている。

莊子與惠子遊於濠梁之上 莊子曰 鯈魚出遊從容 是魚樂也
惠子曰 子非魚 安知魚之樂
莊子曰 子非我 安知我不知魚之樂
惠子曰 我非子 固不知子矣 子固非魚也 子之不知魚之樂 全矣
莊子曰 請循其本 子曰女安知魚樂云者 既已知吾知之而問我 我知之濠上也

FullSizeRender.jpg稽古4.JPG
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