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会社を選んだ着眼点が、実におもしろい。 [おやじ感想文シリーズ]

昨夜、テレビのニュース番組で「HAPPY NEWS 2014」の大賞作品の内容をドキュメンタリータッチで伝えていた。見た人も多いかも知れませんが、心に残ったので紹介させていただく。
「HAPPY NEWS 2014」とは、日本新聞協会が読んで幸せを感じた記事と、その理由を読者から募ったものに賞を与えるもの。2014年の大賞を受賞したのが、南日本新聞朝刊で、高校生の就職をめぐる「整頓されているから」を読んで応募した鹿児島県日置市の古垣ひとみさんが大賞に選ばれた。
記事は、ガソリンスタンドでアルバイト中の高校生が、給油に来た作業車の社員に採用予定があるか尋ね、車内が整頓されていることを理由に「こんな先輩のいる会社で頑張りたい」と就職を希望。その高校生に、社長が心動かされ採用を内定するまでのエピソードを紹介していた。
いまの就職、進学最前線で、" これをしたいから " " こういう人になりたいから " という夢を抱いて進路を決めている若者が少なくなっていような気がする。なら、なにを決め手にこの会社に入りたいか、この大学に進みたいか、の理由に、鹿児島の高校生はいつも見ていたある会社の作業車の車内が「整頓されていたから」という理由で会社を選んだ。この着眼点が実におもしろかった。
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