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煎茶あそび。 [一茶庵 易社]

今年、最後の新茶をいただきながら、想像を膨らませた。
単色の墨画を観て、季節や時間などを推測するのは、実に難しいものである。
特に昨夜掛けてあったお軸は、理解に苦しむものだった。

その分かりにくい墨画を、賛の文字情報で浮き彫りにしていく。
しかし、その情報でなんとなく見えてきたとしても、想像の域を超えることはない。
描いた人の想いは、違うものかも知れない。
オレはこう思う、また誰かはこうだと言う。
煎茶を味わいながら、日常から外れてのお遊びである。
そんな時間を「e-よこ逍遥」で参加していただいた方たちと楽しませていただいた。

結廬何日住深山
竹月松風相対閑
却笑渓声忙底事
奔流偏欲到人間

山奥に庵を結んで
いつの日にか暮らしたい
竹に月 松に風
静かな自然の中で
そんな世界に逆らうかのこどく
忙しく音を響かせる渓流
なんでそんなに世間に戻ろうとするのや

逍遥1.jpg逍遥3.jpg逍遥2.jpg
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