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神社とサッカーを「八咫烏」がつなぐ。 [雑感]

今日は、神戸御影にある香雪美術館に行った。阪急電車 御影駅から歩いて5分のとこ。途中、陽射しを避けて神社の境内を通った。折角なので拝殿に進みご挨拶。拝殿の横に、石(御影石)で作られたサッカーボールのような、ちょっと異質な造形物が目に入った。
聞くと、この「弓弦羽(ゆずるは)神社」と「サッカー」は不思議なご縁でつながっているという。そのご縁をつなげているのが「八咫烏(やたがらす)」。ご存知だろうか、日本サッカー協会のシンボルマークの中に「八咫烏」が描かれている。

「八咫烏」は三本の足をもった鳥で、熊野大神(弓弦羽大神)の神使とされている。矢に乗って暮らしの指針を示す「みちびきの八咫烏」としてこの神社のシンボルとなっているようだ。
一方、日本サッカー協会のマークは、昭和6年に東京高等師範学校の内野台嶺教授が図案化したもの。そのモチーフにと考えたのが、内野教授が師と仰いでいた、日本にサッカーを広めた中村覚之助さんという方の出身地である和歌山県那智勝浦町の「渚の宮神社」のシンボルである八咫烏だったようだ。サッカー協会の八咫烏の3本目の足がサッカーボールをつかんでいる。

その造形物の石門扉には、「奉 ヴィッセル神戸」「献 INAC神戸レオネッサ」と書かれていた。サッカーファンとしては、必勝祈願をする隠れ霊場を見つけた気分である。

ゆずるは2.jpgゆずるは1.jpgゆずるは4.jpg


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