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時代で変わる高等専修学校の姿 [教育]

[教育現場シリーズ-2]

高等学校卒業後の進路の一つに将来、技術職を目指すための専門学校がある。専門学校は専修学校の一つで正式には専門課程という。その他に高等課程と一般課程がある。

先月末をもって退職した専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション(略称/KCF)には、専門課程と高等課程の二つが設置されている。


高等課程というのがKCFの高等部になり、中学校卒業後の進路の一つになっている。しかし、このような高等専修学校は全国で400校ほどで、そのうち6割程度が3年間で高校卒業資格が取得でき、一般の高等学校と同じ処遇になる。


10年くらい前までは、中学校の時から素行に問題がある、いわゆる"ヤンチャ"とレッテルを貼られた子たちが入学してくる学校だった。その時代は知らないのだが、その当時通っていた卒業生が今も子供を連れよく訪ねてくる。学校への思い入れが強いというわけではないようだが、私がいた間でも頻繁に当時の仲間と連れだってよく来ていた。


その当時の担任の先生に、結婚したよ、子どもができたよ、と報告にくるのだ。

その先生は、当時から生徒の父親、母親の役割をしておられる。いまの子どもたちに対してでもそうである。


それが時代の流れなのか、生徒の質が180度違う。半数近くが小学校、中学校時代から不登校気味の子どもたちである。

次回は、「〈不登校生〉の現状」


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