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煩悩百八をとっ祓うよりは煩悩と仲良しに 一カ月で描いた万顔の2枚 [仏画曼荼羅アート]

煩悩百八を払い除けることをただただ願いながら、自分の本尊を描く大それたチャレンジを提案した。
煩悩は、人間の成長や発展に必要な欲求としての側面も持ち合わせている。ただ、心をコントロールすることで煩悩に振り回されることなく生きることを願っての今回のチャレンジである。

少しずつ本尊を紙上に描く。一体一体が違う煩悩と想定して108体を描くことを提案した。しかし、紙のサイズが限られているのですべて網羅できないというのも想定している。煩悩百八のそれぞれを本尊の顔の表情をすべて異なるように描くこと。そしてできるなら色を変えて描くように、という課題だった。期間は3カ月くらいかけ一日一体を描くというものだった。

なんと、それが一昨日の教室に書き終えたという方が3人もおられ持参された。その中のお一人は、一カ月の間に2枚描いたという。「そんなに暇だったんですか」と失礼ながらツッコミを入れたほどだ。そうすると「ヒマで、ヒマで」という答えが返ってきた。

提案どおり、百八の仏画と、その中心に大きく描いた本尊一体を入れた百九の仏画曼荼羅である。見ると一体ずつ顔が違う。笑っている、怒っている、悲しんでいる顔々が描かれている。面白いのはピアスをしている、イヤリングしている、頭に鉢巻をしている仏画もある。
もう一枚は、大日如来を中心に周りに小さい大日如来描いている。それも一体ずつ表情が違う。この大きさで描いていくと百八っは描けなかったという。

要らない煩悩をいち早く取り除きたかったのか、煩悩が除かれていくことで体も心も軽くなったのか、と尋ねると、描きだすと止まらなかっただけです、また、体が軽くなるどころか肩パンパンです、という答えだった。ワォ~~~




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表情がすべて違う百八の仏画



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万顔の表情がすべて違う大日如来




リポート&写真/ 渡邉雄二

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