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大阪コリアンタウン 若い女性たちによって門戸がひらかれる [雑感]

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先日、大阪 鶴橋に行ってきた。おそらく十数年ぶりになるだろう。現役時代はたまに焼肉を食べるために出かけていたが、いまは年齢的に焼肉を食べる機会もめっきり減り足が遠のいていた。

このたび、おじさん仲間と鶴橋界隈の町の変貌ぶりが話題になり、それなら是非行こうと実現した。以前よく行ったJR環状線鶴橋駅の高架下の焼肉店の路地は観光客らしき人たちで賑わっていた。露店も増えいっそうの集客に繋がっているように思えた。

焼肉ランチを済ませ、お目当ての「大阪コリアンタウン」へ。聞いていた通り、週末とあって人の波。それもほとんどが若い女性たちである。おじさんの姿は皆無と言っていいほど見ることはない。なぜこれほどまでに若い女子が集まるのか、という単純な疑問がわく。

通りを見渡すと、韓国スィーツ店やケーキ店が軒を連ねる。そして何よりもKPOPアイドルの台頭で韓国が身近な存在になったことが大きい。そのアイドルのポスターや看板が目立つ。インスタ映えの宝庫なのだろう。それに、若い女性向けのコスメ関係の店舗も多い。そして韓国食材やホルモンやキムチ関連食品店にも多くの人たちが集まっていた。

そんな中で、私の目に留まった、えぇ! と思わす光景があった。一つは、見てのとおり、キムチ総菜屋さんのショーケースの中。美味しそうなキムチ総菜が並ぶド真ん中にケーキがおいてあった。よく見ると、クリームの上にはイチゴの替わりだろうかキムチがのっていた。もしかして商品か、と思いきや「みせるだけー」という表示があった。度肝を抜かれるディスプレーだった。

さらに、もう一つが通りに面して、食品店舗が並ぶ筋に、これも見てのとおり、小さな「寺院」。店舗を思わせる入口の暖簾を開けると、この光景だ。朝鮮半島の寺院形態は全く無知であるが、韓国らしい寺院を想像させる本堂だった。地元に根付く朝鮮仏教の象徴で心の拠り所の一つになっているのだろう。

日頃接することがなかった朝鮮の日常などを目の当たりにするとさすがにビックリである。近くて遠い国の生活がほんの少し垣間見えた。街が変わり、その街の主張が見えてきた。いままで見えてこなかった朝鮮の生活や文化などが、若い女性たちのエネルギーによって門戸が開かれたような気がする。



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ショーケースの中でひときわ目立つキムチケーキ




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商店街の中にある寺院




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若い女性たちで賑わうコリアン商店街





リポート&写真/ 渡邉雄二

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