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来年の干支「辰」 伝説を創る明確なストーリーをもつ「龍」に挑む [歴史遺産]

本日は12月1日。令和5年も残すところあと一ヵ月となった。SNSで日頃の出来事等を発信していると、一年前、三年前、五年前、さらには十年前の今日の日付の記事が表示される。
それらはつい先日書いたような記憶であるが、え、それってもう一年前、三年前なの、と自問自答することがある。たまに十年前ほどのものが表示されと目を疑う。過ぎ去ってみれば “光陰矢の如し” である。



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建仁寺に棲む双龍




さてさて、来年の干支が「辰」である。今年の卯の年もあっという間に12月を迎えた。ぼちぼち来年のことも頭にいれこの一カ月を過ごさなければ、と。その来年に向けての活動の一歩が「仏画曼荼羅アート」での来年の干支である辰の「龍」を描く課題を提示している。仏画曼荼羅では通常仏画という静の対象物を描いてきた。龍となれば、躍動感が特徴でありポイントである。来年一年間の縁起物として個性あふれる龍にチャレンジしていく。

ここで龍について、ウィキペディアを参照しながら少し解説させていただくと、中国では龍(竜)は神獣・霊獣で、その昔皇帝のシンボルとして神格化され伝説上の生き物として伝わっている。
その龍のキャラクターストーリーは水中か地中に棲むされ、その啼き声によって雷雲や嵐を呼び、それが竜巻となって天空に昇り飛翔する。81枚の鱗で覆われ、口の周りにはほう髯をたくわえ、喉の下には一尺(約30㎝)四方の逆鱗があり、顎下に宝珠を持っていると言われている。秋になると淵中に潜み、春には天に昇るともいう。

龍は神獣として「水の神様」として尊ばれ、人や建物を火から守る神様として寺院の天井や襖絵に描かれことが多い。一方、この神獣の伝説に一役をかっている神話がある。それは喉元にあるとされる1枚だけ逆さに生えている鱗に触れると龍は激昂するという。だから逆鱗に触れてはならないという。この「逆鱗に触れる」という言葉は、いまでもよく使われる。龍の伝説のストーリーの中からこのような言葉が生まれるのも、なんとも不思議である。

それよりももっと不可思議なことは、架空の生き物「龍」がこれほど明確なイメージで具象化され創造されたものが今に伝承されていることである。明確な目的をもって創造され創り出された。この世に存在しない生き物だからこそ数々の要素が尾ひれとなり創造主の一つになったのではなかろうか。



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西本願寺の手水舎から睨みをきかせる龍




リポート&写真/ 渡邉雄二

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