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これからの日本に期待できるものがあるのか  未来の日本が見えてこない [雑感]

昨日は朝から墓参り、午後は仏画曼荼羅アートの体験会、そして夜は孫娘の誕生日パーティーと忙しい一日だった。ファミリーを含め多くの方たちと楽しい時間を過ごした。
午前中の墓参りは、留学のために来日しているスイス人のたっての希望で神戸のしあわせの村の近くにある霊園まで友人夫婦と一緒にいってきた。彼は、この4月から名古屋大学で日本語と財政分野の勉強を兼ね学生生活を送ることになっている。



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彼は5歳の時に、お墓に彫られている「南部義尚」という南武道の道主に出会い、それ以来、親のように南部氏をしたい南武道を続けてきた。その彼が留学を機に、南部氏のお墓参りをしたいという意向が、以前武道仲間の友人夫婦から伝えられ私も同行した。

半日一緒しながら、ヨーロッパの事情やスイスのことなど話すことは尽きなかった。その中で、改めて驚いたのがスイスの生活事情である。私が知る半世紀前のスイスはヨーロッパでも最高水準の物価高は改めて述べることもない。その状況は今も変わらなく周知の事実だが、その現状に即し一人ひとりの収入も大きい。
彼が大学卒業後に働いていた月の給与を聞いてびっくり。月の収入がなんと約85万円だったという。収出と収入のバランスがとれていると言ってしまえばそれまでであるが、大学卒業直後の給与の額に驚かされてしまった。他国と比較するのは正当性に欠けるかもしれないが、日本の経済や生活事情の乏しさが改めて胸に突き刺さる。

半世紀前には、アジアからまた世界からも注目された日本の成長。日本で働きお金を稼ぎそれを自国へ、という時代からしてみれば、事情が180度逆転してしまっている。情けないというしかない。日本の生活水準が半世紀前とそう変わらない。成長が期待できるのであろうか、そう思える理由が見当たらない。

いま海外から日本に求めるものは、歴史や文化、住みやすいということと優しい国民性、そして美しい日本という精神性にしか日本を求めてないように見える。片輪しか動かない、そのうちその片輪も止まってしまうかもしれない。若い人たちが活躍できる、未来の日本が見えてこない。未来を描きにくくなっているのは間違いない。さて・・・・



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リポート&写真/ 渡邉雄二

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