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一筆両断で、幸多かれと揮毫。 [書道]


京都・松尾大社といえば、桂川、嵐山の一角にある日本でも有数のお酒の神様として有名である。

この松尾大社で、お正月の3日に書家である竹本大亀さんとお弟子さんの奉納揮毫を観にいってきた。大亀さんとは最近イベントなどでご一緒する機会が増えて、今回の奉納にお誘いいただいた。

大亀さんは書家として活躍されておられる方で、古代象形絵文字作家という肩書きで多方面で活動されている。

今回の奉納揮毫は5メートル正方もあろうかと思われる紙に、先生である大亀さんとお弟子さん4人が一筆両断で書き下ろされた。まず大亀さんが今年の干支「子」をど真ん中に、そして順に「祥」「豊」「福」「寿」の4文字を揮毫。

今年の幸を表現した漢字ばかり。初めてみる方たちにはなかなか読みにくい文字かも知れない。古代文字の独特の形である。その一つ一つの形に意味があり、それがまとまって一つの文字を形成する。漢字の奥深さである。

今年も幸多き年になるよう強い祈念が込められている。
清々しい事始になった。


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