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なにわの伝統野菜が復活しつつある。 [木津市場]

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最近、とくに国産の食材に興味を持つようになった。世間でよく言われている食育とか、安全性などから興味を持ったわけではない。ただ木津市場に出入りするようになって食材に触れることと市場で働く方たちとの話に共感してからである。

今回は、先日木津市場のリニュアールオープン第一期でラジオ番組に登場された「かねひろ」の潤社長と話をする機会を得て野菜への関心をもった。かねひろは野菜を扱う卸商で、国産の中でも「なにわ野菜」をメインに扱っているところ。

関西には有名な京野菜がある。その京野菜に勝るとも劣らないのが「なにわ野菜」。なにわ野菜はひとくくりに地方品種である。大阪は、地方品種の多さではあまり知られてないが全国第3位。10年前から、なにわの伝統野菜として復活の気運が高まりつつある。現在15、16品目あるといわれている中で、その代表例が写真にある「天王寺蕪(てんのうじかぶら)写真左」や田辺大根(たなべだいこん)写真右)」、「泉州水茄子(せんしゅうみずなす)」など。

その他では「毛馬胡瓜(けまきゅうり)」、「勝間南瓜(こつまなんきん)」、「玉造黒門越瓜(しろうり)」、「吹田慈姑(すいたくわい)」、「服部越瓜(はっとりしろうり)」、「守口大根(もりぐちだいこん)」、「金時人参(きんときにんじん)」、「鳥飼茄子(とりかいなす)」、「大阪四十日大根(おおさかしじゅうにちだいこん)」、『石川早生(いしかわわせ)』などが伝統野菜として人気が出てきた。

生産農家の努力が実りつつある。生産者と共に復活に力を注ぐ専門家や農業団体の地道な活動が伴って食材が生まれてくる。この活動こそが食を育てる基本になっている。つまり安全なものへと繋がっていくのであろう。

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