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初夏の風物詩「柳」と「蓮」は、伽藍を彩る 【記憶に残る一枚―東寺―】 [一枚の写真]

柳といえば、
これからの季節に川や池のほとりに青々としげる枝を垂らし、
初夏の風情を感じさせる木として親しまれている印象がある。

平安時代の能書家 小野道風の逸話に、
蛙が柳に飛びつこうと何度も繰り返す。
このひたむきな蛙の努力を見ていると、
努力すれば運も味方する、という話がある。

小野道風が「柳」と「蛙」を結びつけたことにより、
その後、柳と蛙が一対で俳句や川柳にもよく登場する。

東寺の蓮池のほとりに柳の木がある。
初夏の寺院の風物詩である「蓮」が池を彩る。
そんな風景が、寺院の静寂によくマッチする。

蓮が咲く頃に東寺を訪ね、
五重塔を背景に初夏の風情を楽しむのも乙なものかもしれない。



東寺と柳と蓮.jpg



写真/ 渡邉雄二

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御廟までの奥の院が「自然界曼陀羅」 【記憶に残る一枚―高野山―】 [一枚の写真]

弘法大師空海が創造し確立した真言密教の奥義を視覚的に表現した「曼荼羅」に興味を持ち高野山を訪ねたことがいく度かある。曼陀羅と言われるものは、絵図として平面に描いた金剛界曼陀羅と胎蔵曼陀羅の「両界曼陀羅図」をはじめ、東寺の講堂に広がる大日如来坐像を中心とした21体の仏像で構成される「立体曼陀羅」が曼陀羅としてよく表現されている。

何度目かに高野山に出向いたおり、ご存じ一つ橋から御廟までの奥の院という一帯には名高い武将の供養塔が並ぶ。そして天に伸びる樹齢数百年の杉木立の樹林が広がる。高野山ならではのこの景色が多くの人を魅了している。

真言密教の聖地を歩いたとき、観たことのない曼陀羅の世界を歩いているような錯覚を覚えたことがある。異次元の世界に遭遇したような気分だった。これぞ、地上の「自然界曼陀羅」だ、と。登山家の方たちがいう「天空曼陀羅」が地上にも存在しているかのように思えた。御廟に到着するまでに身が清められていく感覚だった。それが、これらの写真である。



自然界曼陀羅1.jpg



自然界曼陀羅2+.jpg自然界曼陀羅3+.jpg自然界曼陀羅4.5+.jpg




リポート&写真/ 渡邉雄二

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ブログ開設20年にむけ、記憶に残る “一枚の写真” と題しチャレンジ [一枚の写真]

SNSの媒体の一つと言われるブログを利用しはじめて、来年で20年になる。前回の記事で2813回になる。よくもこんなに続いたもんだ、としみじみと振り返った。その第一回目に投稿した記事が「音と舞で小宇宙の世界が・・」という雅楽会。日付をみると2005年11月5日と記されてあった。

最近の記憶は薄れても遠くの記憶はしっかりと残っている。歳を重ねた人の典型のようだが、この傾向は否めない。最初の記事を読んでいると、その時の状況が浮かんでくる。
当時、知人であった京都の市比賣神社の飛騨富久宮司の影響で雅楽に興味をもち、雅楽イベントを企画。その雅楽を兵庫県西宮市の大谷美術館に提案し「雅楽会」を開催した。その報告としてブログを活用したのが始まりである。

拙い文章と写真を掲載していた。撮影は、当時からスマホ、いやガラケイだったような気もするが不明である。ただ、写真の状況をみると解像度は低いので鮮明さに欠ける。
20周年という節目に、記憶に残る “一枚(?)の写真” と題し拙い写真と文章で構成しようと思っている。まあ、どうなることやと言いつつ、思いたったが吉日でスタートしてみる。さて、さて・・・



大谷美術館 雅楽.jpg

2005年11月5日に西宮市大谷美術館で開催した雅楽会「音と舞で小宇宙の世界が・・」の一枚




リポート/ 渡邉雄二

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