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御廟までの奥の院が「自然界曼陀羅」 【記憶に残る一枚―高野山―】 [一枚の写真]

弘法大師空海が創造し確立した真言密教の奥義を視覚的に表現した「曼荼羅」に興味を持ち高野山を訪ねたことがいく度かある。曼陀羅と言われるものは、絵図として平面に描いた金剛界曼陀羅と胎蔵曼陀羅の「両界曼陀羅図」をはじめ、東寺の講堂に広がる大日如来坐像を中心とした21体の仏像で構成される「立体曼陀羅」が曼陀羅としてよく表現されている。

何度目かに高野山に出向いたおり、ご存じ一つ橋から御廟までの奥の院という一帯には名高い武将の供養塔が並ぶ。そして天に伸びる樹齢数百年の杉木立の樹林が広がる。高野山ならではのこの景色が多くの人を魅了している。

真言密教の聖地を歩いたとき、観たことのない曼陀羅の世界を歩いているような錯覚を覚えたことがある。異次元の世界に遭遇したような気分だった。これぞ、地上の「自然界曼陀羅」だ、と。登山家の方たちがいう「天空曼陀羅」が地上にも存在しているかのように思えた。御廟に到着するまでに身が清められていく感覚だった。それが、これらの写真である。



自然界曼陀羅1.jpg



自然界曼陀羅2+.jpg自然界曼陀羅3+.jpg自然界曼陀羅4.5+.jpg




リポート&写真/ 渡邉雄二

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