「200人の羽衣」。参加して楽しめる能イベント。

一昨日、打ち合わせで大阪・谷町の山本能楽堂を訪れた。
今年、セミナーや交流会で能体験などのワークショップを予定している。そのスケジュール調整をさせていただいた。

山本能楽堂は、数年前から初心者や子供たちに向けて分かりやすい能体験などのワークショップやイベント等を積極的に行っておられる。能のファンを増やそうと懸命に努力されている。

その一つの企画が「200人の羽衣」と題したイベントである。山本能楽会の理事長である山本章弘氏から手渡されたチラシのタイトルにそう書かれていた。

なんだろう、と思いつつお聞きしたら、"一万人の第九"という壮大なイベントがあるが、それにちなんで『200人の羽衣』を能で体験しようという企画である。実に楽しそうである、おもしろそうである。

200人で、日本古来の詞章を謡い、美しい日本の伝統、能の楽しさを体感するもの。観て楽しむだけの能が「参加して楽しめる」能になる新しい試み、という。

事前に楽しいワークショップがあり、日本古来の発声法の謡いも教えていただけるようである。初心者の方でも気軽に参加できるという、嬉しい話だった。

■プログラム

日時　　2008年 8月 3日(日)　13時30～16時
会場　　山本能楽堂　http://www.noh-theater.com/acsess.html
入場料　3000円(一般) 高校生以下は無料

プログラム
13:30～　能「羽衣」のワークショップ
　　　　 能の歴史や、能面の不思議なお話を聞いて脳について楽しく学びます。

14:00～　「羽衣」のお話を聞き、「羽衣」について理解を深めます。
　　　　 そして「羽衣の謡い」の練習、独自の発声法を学びます。

14:30～　能の楽器(囃子)について説明を聞きます。

15:00～　能「羽衣」

15:45～　質問コーナー、交流会

■お問い合わせ、ご予約は
山本能楽堂へ。tel [phone] 上記のホームページでご確認ください。