大阪も「大阪検定」を実施。

先日の「大商ニュース(大阪商工会議所発行)」のトップ一面に『来夏に「大阪検定」実施』という見出しで記事が出ていた。

地域の活性化活動のお手伝いをするようになって、知られていなかった素晴らしい財産などを発見したり気づくことが増えた。それを地域の方たちと一緒になって伝えていく喜びを改めて感じている。

そういう些細なことから全国レベルまで、歴史や文化、さらに人・知的財産を勉強して次世代につなげて行こうという活動が盛んになりつつある。

その一つに「検定」という制度ができている。その中でも京都検定はすでに大きな活動の輪をもっている。ご存知のように京都は国内外からの観光客が多い。その観光客に対してのガイドさんはなくてはならない存在になっている。

その実績が全国に広がりつつある。全国の各市町村も○○検定と名をうって打ち出し始めた。大阪も大阪商工会議所が、大阪府、大阪市、堺市など8団体との共催で来年6月21日に第一回大阪検定を実施することに。

ガイドの人材育成や、多くの人たちに大阪の認識を深めてもらい、大阪の魅力を再発見する機会を提供するために、大阪もガイド検定が具体化してきた。詳細は今年中に決定し、受験要綱も発表するということに。

自分の街を愛することから始まる。そして誇りをもって人に伝える。また逆も。人に伝えることで、自然にわが街を好きに、そしてわが街に残る歴史文化を大切にしたいと思う気持ちが湧いてくる。

いずれも素晴らしいことに間違いない。一人でも多くの方たちが関心を寄せ行動がおこせば、大阪もさらに変わっていくはず。大阪だけではなく日本が変わっていく。そして人も。