あだち幸さんの壬生寺の障壁画が一般公開される。 [伝統文化]
昨日、知人の仏画友禅画家あだち幸さんから『京都・壬生寺展』のご案内とご招待券が届いた。
それは、壬生寺とNHKサービスセンター主催により高島屋大阪店で「本堂障壁画初公開 京都・壬生寺展~念仏の心とともに新たなる一千年の願い~」と題した展覧会である。(1月21日~2月1日まで高島緒大阪店7階グランドホール)
3年前、あだち幸さんが京都の伝統的な手描き友禅染めの手法に独自の技法を加え4年の歳月をかけて壬生寺の障壁画・襖絵(高さ2.7m全長30m)に浄土空間を表現された。
その奉納記念のご開帳に伺い、本堂並びに障壁画・襖絵を拝観した。描かれた障壁画の迫力と包み込まれるような優しさにふれたことを鮮明に覚えている。平素は一般公開されてないので、なかなか観る機会がない。
それが今回初めて外で公開されることになった。10数年前に京都で初めて幸さんの仏画を観たときの私の衝撃たるものは表現できないほどのすさまじいものであった。
いまの仏画を写しとる作業をするようになったのも、幸さんの作品に出会ったことが大きく影響していると言える。
壬生寺の本堂障壁画を再び拝観できるのは喜びに堪えない。
興味がある方には必見の価値ありです。
ちなみに一般入場料は一般が800円、大学・高校生600円、中学生以下は無料です。
壬生寺展にあわせ、22日から2月2日まで同じ高島屋大阪店の6階で『あだち幸展』を開催されています。併せてお勧めです。
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