舞台を観てみたくなる「歌舞伎入門講座」 [LIA 文化想造塾<歌舞伎>]
日記を更新するのが二週間ぶりになった。春ごろから仕事がバタつき余裕と時間がなくなり更新する気力が失せていた。
本日は、ライブインテリジェンスアカデミーの新しい講座の第一回目を行った。当アカデミーは各講座すべてを「文化想造塾」と題して行っている。伝統文化を解かりやすく伝えていく講座として位置づけている。
本日初めてスタートしてのが、文化想造塾「歌舞伎」の入門講座。歌舞伎のイロハを学ぶ初心者向けの講座である。この講座も3回を一区切りにしたもので、その第一回目を本日開講した。
講師は、関西・歌舞伎を愛する会の事務局長の川島靖男氏。川島先生はパナソニックに長く勤められ、パナソニック映像の代表で定年を向かえられ、いまは大学の先生をされながら歌舞伎の普及に努められている方である。
川島先生と歌舞伎を語りだしたらきりがないので後日に回し、当アカデミーの「歌舞伎」入門講座を担当していただいている。
第一回目の本日は、スライドを使い歌舞伎の誕生と歴史、阿国歌舞伎、なぜ女性は舞台に立たないのか。女方とは、上方歌舞伎、江戸歌舞伎とは。花道、日本人の発明「回り舞台」などを解かりやすく解説。歌舞伎を知らない人でも耳がダンボになるほど盛りだくさんの話が聞けた。
二回目、三回目の講座の後に、内容を詳しく書き述べてみたいと思う。第一回目で、歌舞伎の舞台を生でまだ観たことのない人も観てみたいという思いに駆られてくる。それほど文化や歴史が凝縮されている、日本の伝統芸能を代表するエンタテイメントであることに気づく。
歌舞伎を楽しむのは演目や華やかさもさることながら、やはり役者につきるようである。このような芸能の世界は演じる役者とお客が一帯になることがなによりも重要。役者を育てるのはお客といわれている。お客を育てるのが役者の役割のようである。
日本人には"伝統文化"が必須科目のような気がしてならない。
当アカデミーでは、7月11日(日)姫路の書写山円教寺の塔頭である「壽量院」において文化想造塾「壽量<精進料理>」を楽しむ会をします。詳しいことはまたご案内します。
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