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凛として残る「農村歌舞伎舞台」。 [伝統芸能]

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兵庫県には農村舞台が多い。ほとんどが江戸時代に建てられ、いまもなお現存している。神戸市北区だけでも下谷上、上谷上、藍那、小河地区に4つ農村舞台が現存する。

先日、下谷上の近くまで用事で行ったときに、歌舞伎舞台の看板が目に入ったので訪ねてみた。それが写真にある「下谷上農村歌舞伎舞台」である。江戸時代の農民の娯楽として歌舞伎は非常に人気があった名残りである。

その当時は、農村舞台として歌舞伎舞台と能舞台に分かれ、下谷上は典型的な歌舞伎舞台として現存している。花道、太夫座、回り舞台、二重台、大迫り、ぶどう棚などの舞台機能が備わっている。さらに、花道の一部が回転して反り橋が出る特殊な仕掛けがある。これは全国でも下谷上の舞台のみ、ということらしい。

今年の4月に舞台上演が開催されたことを知った。2012年から毎年、神戸市北区役所が主催で4つの舞台をローテーションで活用している。来年の案内は、まだよくわからないが、観に行きたいものである。

下谷上農村歌舞伎舞台の情報です。
http://www14.plala.or.jp/niu_yamada/butaiP.htm


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