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笑いまっせ! 桂あやめの「女三人組シリーズ」。 [伝統芸能]

昨夜、神戸朝ホールで行われた桂あやめさんの「あやめ開口三十周年~神戸モダン~」独演会に行ってきた。とにかく"笑った、笑った"。久しぶりに笑わせてもらった。

あやめさんは、五代目桂文枝(当時は小文枝)に入門して30年。当時は、女性の落語家は珍しく華やかにデビューしたものの、落語のネタは男が語るように作られている。その筋道や所作も女が演じるには少々無理があるとして考え付いたのが現代版落語(創作落語)である。

創作落語ネタ一筋に歩んできたあやめさんの開口三十周年独演会に、同じ兵庫県出身の兄弟子、桂文珍さんがゲストで登場。また開口一番として、若手期待のホープで、灘中灘高そして京都大学法学部卒業の異色の落語家、桂福丸さんがつとめた。

あやめさんの演目1は「京阪神日常事変~神戸スペシャル」。会場は笑いと拍手の渦。腹を抱えて笑わせてもらった。25年前作ったネタで、若い女性3人組のトーク噺。大阪女子、京都女子、そして神戸女子の3人が同じ関西人なのにこんなにも気質がちがうかというのをつっ込みあう。今回は、神戸女子目線で面白おかしくリメイクしたものを披ろう。

演目2は、「あやめ版 平家物語」。平家を支えた女性3人が現代に生まれ変わって、その頃のことを思い出しながら面白おかしく喋りまくるネタで、これまた大爆笑。

ともに、あやめさんならでは創作落語である。これからさらに円熟味を魅せてくれるだろうと思う。落語ファンとしては、陰ながら応援していきたいと思っている。

桂あやめチラシ.jpg
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