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文人茶のお遊び「闘茶」を楽しむ。 [文化想造塾<易社/煎茶>]

5月中頃から1ヶ月間行われている大阪・東横堀川周辺のまち巡り「e-よこ逍遥」のイベントの一環として、一茶庵易社の稽古 “文人茶を愉しもう” 体験会が2週連続で行われた。

昨夜は、佃宗匠の計らいで茶歌舞伎といわれる「闘茶」を楽しんだ。闘茶というのはいくつかの異なる種類お茶を飲み、最後に飲んだお茶が、最初にいくつか飲んだお茶の中から同じものを当てる「利き茶」的な遊びである。

稽古場に行くと、宗匠からお点前は小生がするように言い渡され、急遽お点前席に座った。そこで初めて「闘茶」をするということ告げられた。飾り棚の上に小さな茶心壷(茶葉入れ)が4つ並べてあった。最初の3つの茶心壷には種類の異なる茶葉が入っている。残りの1つには、3つの中の1つと同じ茶葉か、または全く違うものが入っている、という内容の説明が宗匠からあった。

ようは「お茶当てクイズ」のようなものある。そうなると、淹れるのが難しい。4煎とも一定の淹れ方が要求されるわけだ。でないと、同じ茶葉でも淹れ方によって味が変わるくらいだから、異なる茶葉ならなおのことである。
宗匠からは「湯気の上がり具合をみて自分で判断してください」と指示があった。初めての方たちに淹れるので緊張感を持ちながらも、そこは年の功である。
10人中半数近くの方たちが見事当てられた。それも見事だけど、お点前した小生の淹れ方が安定していたのかも、と自画自賛。
小生の隣の席に宗匠の奥様(先生)が座り、小声でサポートしていただいたお陰なのである。実は。

闘茶.jpg
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