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鳥居を見上げると。 [文化遺産]

神社仏閣を訪ね歩くのは好きな方である。
若い頃から寺院に興味をもち、暇を見つけては京都の寺巡りを楽しんでいた記憶がある。
いまもその趣きは変わりない。京都に出かけた折は立ち寄ることが多い。

歳とともに寺院はもちろんだが、神社を訪ねることが多くなったような気がする。環境にもよるが寺院より神社の静寂感が気に入っている。とくに神社の鳥居をくぐり境内の神域とされる場所が妙に心地よいのである。

その鳥居は、神域と人間の住む俗界を区画するものであり神域への入口となるもの。種類もかなりあるようだ。伊勢神宮や靖国神社などは「神明鳥居」といわれ直線的で素朴なもの。地面に対して柱が垂直立てられているのが特徴である。
それに対して、下鴨神社や橿原神宮などは笠木の下に島木があり反りが加えられている。柱は地面に対して少し傾斜をつけて立てられている。その他にも鹿島鳥居、春日鳥居、八幡鳥居などがあるようだ。

上を見上げて鳥居をくぐることはないから形の違いに気がつかないが、遠くから見てその違いを楽しむのも乙なものかもしれない。

靖国.jpg
橿原神宮.JPG
下鴨神社.JPG
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