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活気あふれる浅草演芸ホール [伝統文化]

都内にある落語定席の一つとして人気なのが「浅草演芸ホール」。

以前から機会があれば、行ってみたいと思っていた。

横浜での仕事を終え浅草に向かった。この寄席は入れ替え制ではないので、随時入場できるので助かった。

 

午後の部の途中から入場し、楽しみにしていた「紙切り」に間に合った。演者は林家楽一さん。お囃子に併せて切るだけかと思いきやボソボソと語り始めた。

なんとも言えない間と絶妙な語り口に客席から笑いが起こる。お客様からお題を頂戴して即興で切っていく。そして出来上がれば、お題を提供した人へプレゼントする。

素晴らしい紙切りに併せ、楽一さんのトボケた語り口に、これぞ演芸!の醍醐味を見せてもらった

 

落語では、春風亭一之助さんや柳亭市馬さなど中堅どころの噺家さんの語り口の絶妙さが光っていた。もう一人、見てみたいと思っていた噺家、鈴々舎馬風さんの元気姿だった。現在78歳のご高齢にも関わらず声もしっかり通っていた。

私には馬風という名よりも かゑるの方が馴染み深い。キックボクシングが全盛の頃は、リングアナウンサーとしても大活躍。のち、鈴々亭馬風を襲名されてからは落語一筋に、そして2006年には落語協会会長に就任された。

 

いまもまだ高座に出て落語を披ろう。老いて声に深み増す元気姿に感激。

上方であろうが、江戸であろうが、道一筋の粋姿は改めて感動した。


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