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時代劇を堪能。<居眠り磐音> [伝統芸能]

「居眠り磐音」を観にいってきた。時代劇映画を観るのは久しぶりである。子供のころから時代劇映画に馴染んだ小生は、いまだに好きな映画ジャンルである。
時代劇の醍醐味はなんといっても立会いの殺陣シーン。クライマックスでの真剣勝負はなかなか見ごたえがある。また、ロケ地や撮影セットなどの背景も気になるところ。当時の風景をイメージしながら観るのも楽しい。

さらに関心を寄せて観るとおもしろいのが、侍が必要とした道具。つまり"刀" "衣装" "草履" などなどの小道具にもついつい目が惹きつけられる。そして武士の立ち振る舞いの美しさにも共感を覚える。

時代劇に関わるスタッフの方々の時代考証で時代劇の背景やモノが用意される。時代劇を作る名監督の話を聞いたことがある。その監督がとくに気を遣うのが「刀」。時代劇の命なので主役がさす刀へのこだわりは強いようである。

先日、映画館で入場する際に豆本が配られた。それは、藤本有紀氏の「脚本」だった。全編の脚本がこの中に収められていた。こんなサービスは映画鑑賞初めてのことだった。おもしろい!
その第1場面を紹介する。

江戸・神田三崎町・佐々木道場
明和九年四月。
風薫る江戸の町に、竹刀のぶつからり合う音が響きわたっている。
そんなことはおかまいなしに、縁側で昼寝をしている猫。

居眠り1.jpg

居眠り2.jpg
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