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大仙院で枯山水庭園を堪能 [文化想造塾【逸品殿堂】]

先日、大徳寺を訪ねた目的のひとつが大仙院の名勝である庭園を見ることだった。国の史跡・特別名勝に指定されている方丈の東北庭(庭園)と、国の名勝に指定された南庭をこの目で見たくて出かけた。

30坪の小さな庭園だか室町時代を代表する枯山水庭園である。本堂(方丈)の書院の間の北から東にかけて築庭されている。中国の蓬莱山から流れ落ちる滝が大海に流れ込む様を表現し、滝、橋、舟などをすべて石で表している。狭い面積に広大な景観を表現したもの。禅庭の全てが凝縮されている特別な庭である。

蓬莱山からの水を修行僧にたとえ、堰を超え中海を通り大海にそそぎ入り、悟りの境地へ入る様を表している、といわれている。
われわれには見えぬ世界が、庭園を通し果てしなく広がっていく。

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