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雲龍院の松が龍の姿に見えてくる [文化想造塾<社寺>]

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昨年末に遠方からの友人と写経をしに京都・雲龍院に行った。京都で写経をするとなれば雲龍院に出かけることが多い。個人的にもよく参拝させていただく寺院で、本堂(龍華殿)か霊明殿のどちらかが写経道場になり、閉ざされたお堂の中で写経をしながらほんの少しの時間ではあるが心の安息になるのでいまも続いている。

写経の時間を終え、書院で一服の茶をいただく。そして茶をいただきながら庭園にある松を愛でるのが習慣になっている。そんなに迫力のある松ではないが、その姿が私のイメージする龍の姿と重なる。雲龍院にはたくさんの見どころはある中で、なにより楽しみなのがこの松なのである。

龍は水の神様として絵として、彫りものとして、また文字として寺院にいけばよく見かける。建物やその周りを火から守る架空の霊獣として捉えられている。中国の古典にもよく登場するのが龍に喩えた松である。見た目なのだろうか、そういえばそう見えてくる。
この雲龍院の松にしても、天に昇る龍の姿として見ると美しくも迫力のある守り尊になる。


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リポート&写真/ 渡邉雄二

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