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銭湯の脱衣場で学んだ「よっこいしょ力学」 無意識に発せられる生きる声 [雑感]

腰を屈めるとき、またズボンを脱ぐときに必ずと言っていいほど「よっこいしょ」 という声が無意識に発せられる。老齢の証拠だと誰もがいうが、私もそれを受け入れながら日々過ごしている。

いま、はまっているのが銭湯通い。自転車で5分ほどのところにある住宅地の中にある銭湯である。昨年末に初めて行って以来、私のお気に入りにストックし通っている。
昨日は銭湯が開く午後2時に着いて、常連の人たちの後ろについて開門と同時になだれ込むように入った。
ロッカーのある脱衣場で一斉に服を脱ぎ始めると、 “よっこいしょ” の掛け声があちらこちらから聞こえてきた。高齢者軍団のちょっとした動きには必ずといっていいほど必要な掛け声なのだろう。それにしても笑えてくる。みんな一緒なんだな~と苦笑。

でも、この掛け声は必要に応じて力を入れるときに使われる声として、専門的には良いということらしい。高齢者の証のような言葉になっているが恥ずかしいことではないようである。
山岳修行の修験者が山を駆けあがるとき「ろっこん しょうじょう」という掛け声を呪文のように発しながら登るのは聞いたことがある。その言葉が日常で使われるようになったのが「よっこいしょ」だという。
「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」が三段活用し「どっこいしょ」、そして「よっこいしょ」になったという。「よっこいしょ」は無意識に発せられる「魔法の言葉」なのである。

「よっこいしょ」が医学的にも理にかなっている解説がされていたので、そのままを掲載する

人間は息を吸いながらでは力は入りにくく、
息を吐いているときや止めているときに力が入れることができます。
動作を行うときに「よっこいしょ」と言うことによって、
自然と息を吐くことができるため、無駄な力や力みが排除され、
必要な力だけが発揮できます。
また「よっこいしょ」と声を出すことで
無意識にお腹の筋肉(インナーマッスル)に力が入るので
体幹が安定して腰の負担が減ります。
確かに無意識で言葉を発しているようですが、
説明を聞くと理解できますよね。
そして、若いうちは筋力が有るため、簡単に出来て居たことが、
歳をとって筋力が衰えると若いときのようにできなくなってきます。
ですから「よっこいしょ」と言うのは年寄りに見られがちかもしれませんが、
腰痛対処や腰の負担としては理にかなっているのです。
<おもしろ雑学>より

温泉の話を書くつもりが「よっこいしょ」話になってしまった。次回は、この銭湯に通うようになった理由を書いてみようと思っている。



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リポート&写真/ 渡邉雄二

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