e-よこ長老キャラバンⅡ-「暮らしに息づく有形文化財」 [地域発展]
先週の水曜日に事務所から歩いて数分のところにある宇野薬局さんに行った。
薬を買いに行ったわけではない。
e-よこ会の「長老ヒアリング・キャラバン」の2回目として、宇野薬局さんのご主人を訪ねた。
このキャラバンは、地域に詳しい「長老」を訪ね地域の歴史や魅力について伺う企画である。それを東横堀川周辺の街づくりに活かしていこうというものである。
今回は宇野薬局さんの"お宅訪問"になった。昭和9年に建てられた3階建ての西洋建築に心ときめくものがあった。戦火をくぐり抜けた時代の証である。
この建物は文化庁が指定した「登録有形文化財」である。街中に立つ一般の住宅としては数少ない貴重な建造物である。
それも一回が店舗、2階が住居。3階が倉庫。どこにでもある建物として目立たないが、改めてこういう機会に見せていただき関心を寄せると、日ごとに変わる街並みに背を向けていつまでも凛々しく建ち続ける雄姿は感動ものである。
暮らしに息づく建物だからこそ、有形文化財として残していただきたいと願うだけである。
e-よこ長老キャラバンⅠ
http://blog.so-net.ne.jp/nagomian/2007-08-28
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