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ライブインテリジェンス「クッキングⅣ」。なにわの伝統野菜を食する。 [ライブインテリジェンス]

ライブインテリジェンス「クッキング講習会Ⅳ」を先週の金曜日の夜に行った。

今回は、いつもの魚料理とは趣が異なり、いま話題になっている「なにわの伝統野菜」の講習会。伝統野菜、といえば「京野菜」が頭に浮かぶ。しかし、いまはどこの都道府県でも地元活性化の旗頭として「地産地消」を訴えているものの一つになっている。

ここ大阪でも同様に、府下で生産されている野菜のいくつかを「なにわ伝統野菜」としてブランド化を始めた。現在大阪府、大阪市認証としては15品目がある。

大阪市内では「毛馬胡瓜(けまきゅうり)」、「玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)」、勝間南瓜(こつまなんきん)」、「金時人参(きんときにんじん)」、「大阪しろな」、「天王寺蕪(てんのうじかぶら)」、「田辺大根(たなべだいこん)」、「芽紫蘇(めじそ)」。

大阪府下では豊能町の「高山真菜(たかやままな)」、「高山牛蒡(たかやまごぼう)」。吹田市の「吹田慈姑(すいたくわい)」、茨木市の「三島独活(みしまうど)」、高槻市の「服部越瓜(はっとりしろうり)」、そして泉州地域では「泉州黄玉葱(せんしゅうきたまねぎ)」が認定されている。

その一つ一つを先生から解説していただき、その料理方法を教わる興味深い講習会であった。その中からいくつかの食材を試食し、食材自体の味を楽しませていただいた。

まず、天王寺蕪をペースト状にして火を通したもの
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天王寺蕪を、圧力鍋で15分茹でたもの(型崩れなし)
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天王寺蕪を、圧力鍋で15分茹で自家製の味噌で
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田辺大根、大阪しろな
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大根飯(田辺大根を角切りにし米と一緒に、炊きあがったあと塩もみした葉っぱを混ぜる。塩加減がポイント)
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大阪しろな(出汁と塩で、厚揚げと一緒にあえる)
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金時人参(河内蓮根と素揚げ)
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高山真菜の湯通し
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いまの時期にあるものを先生の下味だけで賞味した。すべての食材が甘~い。こんなにも美味しいものか、と、それこそ舌を巻く上品な味を堪能した。大事に丁寧に生産されているのがよくよく伝わってくる。

まだまだごく一部でしか生産されてない。だからなかなか手に入りにくいものも多い。大阪で言えば木津卸売市場や黒門市場にいけば手に入る。

食道楽といえば「大阪」。たこ焼きも、お好み焼きもそれぞれの文化ではあるが、素材にこだわる食道楽として「大阪食文化」をさらに高めていきたいものである。

次回は、2月19日(木) 19:00~ 大阪・北浜
テーマは「雑穀」。講習と試食です。
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