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"元気爆発"。高齢者の意欲は、とめどもなく続く。 [雑感]

「マスターズ陸上」ってご存知だろうか。マスターズだからゴルフ(?)、と勘違いする方もいるといけないのでまず説明からさせてもらう。

中高齢者の方たちが楽しむ陸上競技である。男35歳、女30歳から上は無制限で、陸上競技が好きな方ならだれでもが参加でき、楽しく競い合ったり記録にチャレンジしていく全国組織の中高齢者の陸上である。
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オリンピックと同じ種目を5歳刻みでエイジ別に競う。例えば50歳~54歳代、55歳~59歳代といったわけ方で記録やメダルにチャレンジしている。54歳で優勝できなかった、日本新記録は作れなかったが、55歳クラスに上がると一番若手。このクラスでは日本記録の更新が実現可能になってくる。歳を重ねることの楽しみが出てくるというわけである。

その陸上団体の大会が昨日と今日の2日間、京都で行われていた。何年ぶりかに顔を出し、懐かしい顔の方たちに出会うことができた。私が知っているのは50代、60代、70代、80代、そして100歳に近い90代の方たち。

懐かしい顔ばかり。ほとんどの方たちが以前と変わらない。まぁ、元気である。全国の大会出場を楽しみに行脚している方たちも多い。自己記録更新、メダル獲得への意欲は旺盛である。

以前、マスターズ陸上大会でよく見受けた方の一人に宮崎秀吉さんという方がおられる。大変有名な方である。何が有名かというと、御歳「98歳」という年齢である。いまも陸上アスリートの現役選手。60m走に出場。15.96秒でぶっちぎりの優勝(写真)。95歳以上はこの宮崎さんただひとりではあるが、その快走は見事というしかない。
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もう一人出会ったのが中村喜美子さん(71歳)。東京からの参加である。今回のエントリーは2000m障害と棒高跳びである。もうかなり前になるけどユニクロのコマーシャルに棒高跳びで出演された女性である。
この大会では2000m障害で70歳代の日本新記録を樹立。自慢そうに記録証を握り締め写真に納まってくれた。これで55、60、65、70歳代と4エイジ別に日本記録を保持できた、と嬉しさを爆発されていた。
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久しぶりに会う方たちがいまも現役でがんばっている。共通して感じるのが、次の大会に出たい、という意欲がみなぎっている。趣味といえども年齢の限界を感じさせない方たちばかりである。

またまた私のだらしなさを実感するのと、多くの方たちから元気をもらう大会訪問であった。
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