大阪の歴史語り部は昆布屋のご主人。 [e-よこ ソーシャルカレッジ]
先週の月曜日に「e-よこソーシャルカレッジ」1月講座が行われた。
今回の講師は、大阪・松屋町筋で創業165年の昆布の老舗、八木昆布店の店主、八木治助さん。e-よこ会の相談役にも名を連ねていただいている、御年86歳の元気な元気なご主人。
テーマが「大阪の今昔と昆布」。大阪をこよなく愛する、大阪の歴史語り部のお一人である。戦中戦後の混乱時代から、船場界隈の裏話に至るまでの今まで聞いたことのないオモシロ~い話がいっぱい。
その中で昆布の話はちょこっと。その中からこぼれ話を拾ってみると。
昆布は、ご存知のように食材として間違いなく体にいい自然の恵である。
昆布にまつわる、へぇ~という話を二つ。半世紀前ごろでは、擦り傷あとには、傷口に昆布を貼り付けていた、という。昆布の成分にはヨードが多いのでヨードチンキ替わりに使われていたらしい。
日本での昆布消費量日本一は、以外にも「沖縄県」。沖縄では昆布が獲れないのに、なぜだろう。と疑問が湧いたが答えはなかった。やはり昆布を食べると長生きするのかもしれない。
大阪の商人が船場界隈で商売されていたものは数多い。米、薬、塩、乾物などの中に昆布も大阪から全国へ流されていたもののひとつ。大阪にはいまも人気の高い昆布屋さんがしのぎを削っている。
2月の「ソーシャルカレッジ」は、実践そばづくり。粉を混ぜ捏ねて作るそばづくりを体験します。ご興味があればぜひご参加ください。1500円。(作って食べて持ち帰り)
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