SSブログ

仏様に出会うまで、ひたすら彫る。 [ライブインテリジェンスアカデミー]

CA3C14240001.jpgCA3C14470001.jpgCA3C14360001.jpgCA3C14290001.jpgCA3C14320001.jpgCA3C14300001.jpg
最近、仏像彫刻に魅了されている。

実際に彫刻刃を手に彫ったわけでもないのに。ただ渡邊勢山師という 大仏師と出会いから私の中であることが活発に動きだした。

それからというものは勢山師の近江舞子の工房を訪ね、そして京の冬のたびのイベントも見学した。
そして先週は大津市での教室を訪ねた。この教室はまだ3回目という初心者から20年も通ってという生徒さんたち14、5名が月2回習いに通っている。

レベルに応じて様々な仏像を彫っていた。習い始めて5年になる女性の方で、これだけの仏像が彫れるのかと思うほどである。
彫り始めて一年という仏像は、それはそれは見事である。大事に抱えながら日焼けしないようにと日焼け止めを塗っている。

また20年になる方はノミを片手に木槌で叩いている。寝食を忘れひたすら彫り続けることもあるらしい。
仏様を木の中から見つけ出すための作業をしているかのよう。一日で見つけ出し刃で化粧削りをしているようにも見えてくる。また長い時をかけて仏様にたどり着いていくようでもある。

自然と彫る人の魂が仏様に移っていくのかもしれない。多くは語らないが、それぞれ彫った仏像と深い関係が生まれているに違いない。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0