文化想造塾「作庭」のキャンパスになるお庭を探しています。

ライブインテリジェンスアカデミーは伝統文化をコンセプトにかなりマニヤックな内容でワークショップ的に講座を行っている。

いまもっとも人気が高いというか、参加している方たちのハマリ度合いといえば、文化想造塾「文人茶」である。煎茶の淹れ方、飲み方を学んでいるように誰しもが思う。またそう尋ねられる。

そう尋ねられたら答に困る。そうです、ともいえない。淹れ方や飲み方も先生から教わるが、それは重きを置いていない。先生もそうであるが、我々もそうである。

先生に教わりたい、と思っていることが他にあるからである。漢字、漢詩、絵、表具に道具。そして歴史上の文人達。さらにいうなら本で習わなかった歴史文化のこぼれ話などなど。我々の暮らしにないものばかり
を学んでいる。文人茶の世界から言えば"俗の世界"にないものばかりが登場する。俗の世界から遮断された空間にいるからなおのことである。感性の重んじる世界にいるような気分になる。お茶葉を通して日本の美学を学ぶ勉強会というのが、最近になってようやくわかってきた。たぶん参加されている方たちも同じではないだろうか。

また、先週から始まった文化想造塾「歌舞伎」にしても煎茶と同じ匂いがしてくる。これもまたはまりそう。
そして7月から文化想造塾「壽量/精進料理」が始まる。さらに9月から文化想造塾「作庭」を予定している。

この講座を始めるにあたり、キャンパスを探している。日本の自然の美を表現する庭づくり。キャンパスとしてはお寺の庭園、別荘のお庭、住宅のお庭など。そのお庭を借りてワークショップをする講座である。できるなら無料でお貸し願えるところがありがたい。その代わり無料で自然の美を表現した庭に生まれ変わる。
そんなお願いである。

我々はど素人であるが、講師は京都や奈良のお寺などの手がける作庭家である。瀬戸内寂聴さんの寂庵などを手がけた人である。その先生の指導で庭づくりワークショップとして開講する。

キャンパスになるお庭をごお貸しいただける方がおられたら、またそういう情報をお持ちの方がおられたらご一報願います。